生まれる

あのきらきらとした眩しい笑顔を思い出すと

心臓が握りつぶされるような痛みが走る


そんな時間をじゅくじゅくとやり過ごしていると

ときどき ふと 温かいものが生まれでる


なにかの言葉にしないと


僕は消えてなくなってしまうんじゃないか。


そんな焦りが僕を粉々にして


その粉々から新しいなにかが 生まれでる

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