寒い日

仕事を一区切り、

インスタントコーヒーに砂糖を入れて

お湯が沸くのを待っている間

“にゃかにゃか。にゃんにゃらにゃあ~~♪”

と自作の歌を口ずさむ自分に気が付いて

厳しかったあの人のチャーミングを

思い出す。


緩んだ口元からコーヒーを流し込むと、

一遍いっぺんにからだが温まる




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