氷結世界

神無木夕

第1話 

地球はあたり一面銀色の世界に変わってしまった。

西暦2030年地球は年々地球温暖化が進んでいく中突如として急激に気温が下がり始めてしまった。そのまま気温が上がることはなく氷河期が到来してしまうのだった。

最初の間は人類もアメリカを中心にこの状態をどうにかしようと立ち上がった。しかし、世界中が協力しても突如として海から現れた龍、世界最高峰の山エベレストから後に魔王と呼ばれる魔物、宇宙から隕石とともに現れたダークマターこの三体によって人類のすべての歴史が崩壊したのでした。

そして西暦2300年には、この出来事により生態系が大きく変わってしまい凍りついた世界にガーディアンと呼ばれるゴーレム、多種多様な魔物達、龍と呼ばれる生物達、そして人類から進化して誕生したエルフなど過去の地球では絶対にありえなかった生物が地球を支配することになったのでした。

その影響で人類は何億もいた人口も一万人にまで減らされてしまったのでした。そんな中とどめを刺すように銃などを作る技術までも失われてしまい人類は彼らに抵抗することもできずに追い詰められていくのでした。しかし、人類はエルフと同盟を結んだりすることでなんとか生き残るのでした。

しかし人類も彼らのよう少しずつだが進化を遂げて行くのでした。

そしてそれが目に見えて分かったのは、半年ぶり生まれた三人の子どもたちが今までの人類とは全く異なる体の作りをしていたからでした。

それが原因なのか分からないが彼らには異能と呼ばれる上位の魔物すらも凌駕する力を使うことが出来たのでした。

しかしこのあとに生まれた子どもたちは彼らにように体の作りが過去の人類と違っていたため身体能力が異常に高かったり魔法を使うことができたりしていたが彼らのような異能は誰も持っていなかったのでした。

そしてそれから十五年後この三人のイレギュラーとエルフたちによって魔物達から地球を取り戻すための聖戦が始まるのでした。

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