ゲーム機を持ち歩く

しんすけの家に遊びに行っていた。ヤスも来ていた。

なぜか大きい荷物を持っている。ゲームを買っていたからだ。PS5をちょうど手に入れたところだった。


ゲームソフトは「シャイニングフォース」を買っている。紙の説明書がついており、キャラクターの説明なども全部載っているようだ。シナリオに関してはダウンロードするシステムになっている。

そのことを話すと、「そうだよねぇ」とヤスが共感してくれた。


「新しくシャイニングフォース出せばいいのに」

私は切なる願いとして、言葉を口にするが、二人からは何の反応もなかった。


自分の持ってきたゲーム機を出したが、結局、そんなものは必要ない。

何で持ってきたんだろう、という気分になった。

まあ、何かの保険で持ち歩いているのだろう。そう、自分を納得させる。


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