第25話【1600年Let's天下分け目の関ヶ原合戦で割れ目でPON!!PON!!(転の巻)

第25話【1600年Let's天下分け目の関ヶ原合戦で割れ目でPON!!PON!!(転の巻)

「ハイッ!石田三成イシダミツナリです!内府殿懲らしめるべく驀進バクシン中です!」

石田三成は五大老でもなければ五奉行筆頭でもない政争上では小物的存在であったが異様なまでの豊臣愛+豊臣ファーストなスピリットが敵に回した武将または味方に付いた武将へとふるいにかけた形となった。

治部ジブ(石田三成のこと)よ。お主は行動力だけは豊富よな。」

三成の盟友である大谷吉継オオタニヨシツグ(刑部とも呼ばれる)が呆れつつも感嘆していた。

「兎にも角にも毛利輝元モウリテルモト様を総大将に戴き豊臣家に仇なす輩に鉄槌を振るう準備が出来た。」

『三成の描いた絵図の通りに事が運べたならば勝利はほぼ約束されるであろう…が、政略と計略と実戦経験に加えて実績のある内府殿とそれらのコトゴトくがない治部との差がどう出るか?』

大谷吉継の懸念事項はこの度の戦に於いて悉く反内府方に悪い方向で的中することになる…


【漂流民ウィリアム・アダムス(三浦按針ミウラアンジンのレポート】

「内府様に拾われたウィリアム・アダムスであった私はこの国で三浦按針と名を変えた。最早基督教勢力に未来は残された時間は本当に僅かである。

[Drifter William Adams (Report of Miura Anjin)]

"I was William Adams, who was picked up by Mr. Uchifu, and I changed my name to Miura Anshin in this country. There is really little time left for the Christian powers in the future."」


(つづく)

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