第12話 俺達のユニオン






【過去を】βテストの出来事を振り返る Part1【変えられない】

1:名無しのリンカー

ここはβテストで起きた出来事を振り返る板です、名前のままだね!

基本古参しか居ないと思うけど新規にも分かりやすいように説明するとヨシッ!!

暴言は厳禁!!! ンな事してるとA-KE製の実験型パーツを山程乗せられるぞ!!!!




51:名無しのリンカー

>>49

「第八世代のデータ取りを手伝ってくれ」みたいな感じで乗らされてた……はず



52:名無しのリンカー

懐かしいな、まだ拠点が地上だった頃じゃん

確かCAに乗る経緯も今とは少し違ったよな



53:名無しのリンカー

俺達の戦闘データが第九世代に生きてるって考えると、何かこう……嬉しいよな



54:名無しのリンカー

>>49

今は「ルブルムを救うため」だけど、前は確か「第八世代CAのテストパイロットになって欲しい」とかだった



55:名無しのリンカー

操作方法の説明とかチュートリアルが無いし、操作性が滅茶苦茶悪かったから文句滅茶苦茶出てたよなー……



56:名無しのリンカー

第八世代機の操縦ってどの位難しかったんですか?



57:名無しのリンカー

ん? あー、例えるなら……OSの無いPCを使う感じか?

知識があって慣れればやれるけど、慣れないとやれない的な



58:名無しのリンカー

死ぬほど難しいぞ



59:名無しのリンカー

アレでもビュンビュン動いてたルナクスさん何者何ですかねぇ……



60:名無しのリンカー

噂によると、今でもバディを使わずに戦ってるとか何とか



61:名無しのリンカー

まぁあの人は師匠が師匠やし



62:名無しのリンカー

ルクシオン、アップグレードがダウングレードってマジ?



63:名無しのリンカー

>>60

でもこの前見たコックピットの映像、全然操縦桿触ってないんだけど……



64:名無しのリンカー

脳波コントロール出来る!!(※出来ません)



65:名無しのリンカー

腕組カッケェけど真似したらワンパン退場したので二度とやらない



66:名無しのリンカー

バカだ……バカが居るぞ……



67:名無しのリンカー

誇り高きバカに、敬礼ッ!!



68:名無しのリンカー

何気にビット系の遠隔操作兵装って無いんだよなこのゲーム

大体何かしらのインターフェイスを介して、プレイヤーが直接操作してる気がする

クァドラン粒子が情報の伝達をしてる辺り、某フレームよろしく何か出来ると思うんだが……



69:名無しのリンカー

(`・ω・´)ゞ



70:名無しのリンカー

∠(`・ω・´)



71:名無しのリンカー

∠(`・ω・´)



72:名無しのリンカー

>>69 >>70 >>71

統一しろ



73:名無しのリンカー

やり直しで、敬礼ッ!!



74:名無しのリンカー

∠(`・ω・´)



75:名無しのリンカー

(`・ω・´)ゞ



76:名無しのリンカー

(`・ω・´)ゞ



77:名無しのリンカー

何なんだよお前らァ!!

合わせろよぉ!!!



78:名無しのリンカー

いや……だって、ねぇ?



79:名無しのリンカー

そっちが合わせてくれると思っていた、まさか二人共が二度も真逆を行くとは思わなかった



80:名無しのリンカー

ビットはESGを脳波解析で動かしてる辺り、出てもおかしくないと思うんだけどね

やっぱ負担がデカイのかな?



81:名無しのリンカー

>>79

などと供述しており……


とりあえずルクシオンのアップグレードがダウングレードはガチ、常人に動かせるギリギリ位に性能落とされてる……らしい



82:名無しのリンカー

話を戻そう



83:名無しのリンカー

アッハイ



84:名無しのリンカー

アッハイ



85:名無しのリンカー

ちくわ大明神



86:名無しのリンカー

ア◯ガイ



87:名無しのリンカー

何だ今の



88:名無しのリンカー

すみません、質問です

β時代は結構な数のプレイヤーがNPCと揉めてたって聞いたんですが、その騒動は結局どうやって落ち着いたんですか?



89:名無しのリンカー

A.ルナクスさんを筆頭としたファントム・エクスのメンバーが超頑張った



90:名無しのリンカー

発端は確かNPCの「環境を考えて戦え」って言葉だったよな?

それに対してプレイヤーが「ならお前ら乗れよ」って返したから対立しかけた……って流れだったか



91:名無しのリンカー

ファントム・エクスの人達には頭が上がらんで、ホンマ……



92:名無しのリンカー

>>89

え? ファントムってβ時代からあったんですか!?



93:名無しのリンカー

昔からあるも何も、あの人達がこのゲームで最初に結成したユニオンやぞ



94:名無しのリンカー

まぁ新しい事ばっかしてるしメビウスとプレイヤーの仲介もやってるし、そう思うのも無理は無いじゃろ



95:名無しのリンカー

今でこそメビウスのNPCは仲良くしてくれてるけど、ファントム居なかったらゲームオーバー説あるんだよな……

と言うか色々調べると、あのプレイヤーの言葉ってかなりの無茶振りじゃね?ってなる



96:名無しのリンカー

あの時は評価死んでたからなぁ……



97:Mr.解説王

恐らく初見の人も居るであろうから、私が分かりやすく説明しようッ!


βテスト時代のリンカーは評価を地の底まで落としていた!

原因は一部の身勝手なプレイヤーによる物なのだが、影響は各方面に現れていたのだ!

具体的には装備の売買停止、機体整備の受付停止等だ!!


そんな死活問題を解決する為に一部の身勝手なリンカー達を矯正したのがファントム・エクス! そして今の遊撃隊エクリプスに所属するプレイヤーだ!!


ちなみにルブルム人がCAに乗るには、バカでかくてクッソ高いコックピット用オプションが必要となるぞ!!!

このオプションは機体スペックをかなり下がる為、マトモな思考をしている&目的もなければ乗せない方が良いだろう!


では、さらばだ!!



98:名無しのリンカー

アレでも整備してくれる整備士のオッサン大好き……



99:名無しのリンカー

サンキュー解説王



100:名無しのリンカー

>>97

助かる、あのスロットってそういう使い方があったのね……



101:名無しのリンカー

解説王グッジョブ



102:名無しのリンカー

むしろコックピットのスロットって、他の使いみち何かある?

乗せれるパーツ無かったろ



103:名無しのリンカー

現行主流機かつ機体スペック高いやつは大体スペース無いからなぁ……

一番作りそうなA-KEもパーツ作ってないっぽいし、結局企業連のクソデカクソ重パーツしか乗せられ無さそう



104:名無しのリンカー

で、話を戻すけどルナクス筆頭の矯正大会が終わった辺りにカテ4グルムが出現……で合ってるよな?



105:名無しのリンカー

そんな感じだったはず



106:名無しのリンカー

>>103

一応有名所だとライトフェンサー以外のヘビィ&無印フェンサーは乗っけられたはず

性能? 知らんな((



107:名無しのリンカー

当時ファントムの連中が結構慌ててたんだが、後にしてみればこういう事だったんだなぁ……ってなる

結構叩かれてたけど、もしエクリプスが何もしてなかったらユニオンシステム実装出来なかっただろうし……物資支援が無いだろうから、俺ら絶対に負けてたわ



108:名無しのリンカー

今でこそカテ4と対等に渡り合えてるけど、これ第九世代機に乗ってるからだしな



109:名無しのリンカー

ちなみに当時のユニオンは他ゲーで言うギルドとかクラウン的な立ち位置ね

実装当時は今みたいにユニオンルームが無くて、専用回線の割当しか特典が無かったのがまぁ……今にして思えばショボかったよな



110:名無しのリンカー

>>106

フェンサーのカスタム性能はセェカイイチィィィイイ!!



111:名無しのリンカー

マーカーとかピン系のシステムが未完成だったからね、アレあるだけでそりゃあ大喜びよ……



112:名無しのリンカー

通信システムも未熟でな……

他人へ話しかける時は近距離の共有回線かスピーカー使うしか無かったから、専用回線はマジで有り難かった



113:名無しのリンカー

そうなんですね……



114:名無しのリンカー

グルムの中には音を感知するやつも居たからな

元々の駆動音はまだしも、会話音で位置バレとか嫌過ぎる()



115:名無しのリンカー

まぁそんなこんなで色々変更点はあったりした訳だが、敵の侵攻は止まらず……

ゲーム開始当初は割とあった居住可能区域がどんどん減らされてたよな



116:名無しのリンカー

まぁその分戦闘可能区域が増えてたから、良いんだか悪いんだか……

いや悪いなコレ



117:名無しのリンカー

>>114

俺何回かやらかして、リーダーにクッソ怒られた事あるわ((



118:名無しのリンカー

大体は俺らが悪いんやぞ()

機体爆散したらクァドラン粒子大量放出するのに死にまくるから生活圏が…………………………






――――――――――――――――――――






 クレナから呼び出され、待ち合わせ場所で掲示板を見ていたジン。

 彼は約束の時間が来た事を確認し、適度な所で顔を上げるとちょうどクレナが来る所だった。

 ジンは掲示板を出していたウィンドウを閉じ、クレナの方へと近づく。


「お待たせ」

「おう、今日は何するんだ?」

「今日はVFで言うギルド、CAで言うユニオンを作るわ」

「……さっきちょろっと見てたが、そりゃまた急だな」

「本当ならもう少し後にやろうと思ってたんだけど、この前の戦闘でこっ酷くやられたらしいじゃない?」

「グッ……」

「味方が居ればああはならなかったかもしれないわよ?」


 ――俺一人の力でどうにか出来る


 そう言いたいジンだが、事実として仲間……では無いが第三者の介入により、機体の損害を比較的軽微に押さえられた。


「ジンも納得してくれた所で、まずはメカニックを集める」

「……どうやって?」

「安心しなさい、私にアテがあるわ」


 ウィンクしながらそう言ったクレナだが、現実の姿紅葉を知ったジン迅翔としてはギャップが凄まじい光景だ。

 ジンは若干困惑気味となる思考を振り払う。


「メカニックってネイトだけじゃダメなのか?」

「アルゴンは複雑だし手がかかるし、他の機体のメンテまでは手が回らないわよ。私も自分で自分の機体はメンテ出来なくも無いけど、本職に見て貰った方が安心だし」

「……なるほどね」

「じゃあ行くわよ」





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