第2話

学年一の美少女からは手作りチョコ。義妹からは高級チョコを貰った俺。

帰宅後。

制服から私服に着替えた

俺は自分の部屋でもらったチョコの包みを開けようとしてた。


その時だった。


トントントントン!

とノックの音が響き、


「お兄ちゃん!開けていい?あげたいものがあるんだけどっ」

の声が聞こえた。


綺麗なソプラノボイス。


「あ、うん」


ドォン!と勢いよく、ドアが開き、


「これ、あげる!!」



約一ヶ月前に俺の義妹になったマヒロ。

俺よか一つ歳下の髪の毛重ためロングヘアにしてる。

眼鏡女子のせいか、なかなかどうして見た目は

あんまりよくない。


コンタクトにして、髪の毛すくなり、縛るなりすれば、

結構イケると思うんだが、本人は

髪の毛こうしてるほうが、

朝のセットが楽だとか言って、外見は

そんなにこだわっていないようだ。


にしても。


俺にチョコを差し出してきた。


それも、パッと見で解る、高級なチョコだった。

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