第2話 知らない町

「・・・・・」


目を開けていいのか分からないまま

何秒何分たったんだろう


その時

フワッと感じたことがある感覚が

僕の顔を通り過ぎた



「・・・・風?」


視界がぼやけてよく見えない


目をこすり細めて見てを繰り返すうちに


視界がだんだんはっきりしてきた


「・・・・・え」


そこは僕の知らない町だった。

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