第5話
公園に着いた。
「とりあえず、ベンチ座って。」
「あっ、ありがとうございます。」
隣に座った。つい、横顔をみてしまった。晃君は、眼鏡を掛けているが、顔はカッコいい。顔立ちが整っていて、目は綺麗で、口元もカッコいい。そんな人が今、私の隣に、、いる、、
そんな幸せがあっていいのか、、
「あのさっ!聞きたいことがあって。」
つい、晃君にみとれていた私は慌ててしまった。
「あっ、ごめんなさい。それで、話とは?」
「ああ、綾花ちゃんはいじめられているだろう。」
事実を言われただけなのに、心がチクッとした。晃君まで、そう言うとは、、
「前から力になりたいと思っていたんだけど、タイミングがなくて、、」
確かに私達は関わりが無かった。
「でも、木曜日のことを通して関わりが少し出来て、、聞きたいことが出来たんだ!」
こんな生きる価値の無い者に何を聞きたいのだろう?
「君の、、過去について知りたい!」
晃君の口から驚く言葉が発せられた、、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます