第8話 お泊まりって興奮するよね!
今日は、マリンの家に与志子と千歌で、お泊まりする事になった。
マリン「今日は、楽しむぞー!」
与志子「相変わらずマリンは、テンション高いな。」
マリン「のんすとっぷで、いっくよー!」
与志子「出たよ。マリンの無駄知識タイム。」
マリン「ザリガニに鯖をあげ続けると青くなるのだ!どうだ!まいったか!?」
千歌「すごーぃ!」
与志子「だから、それを使う所がないから、無駄知識って言ってるんだよ!」
マリン「与志子ちゃん、相変わらず冷たい。でも、そこも好きー!」
与志子「マリン、いきなり抱きつくんじゃねーよ!」
千歌「わっ、私も好きー!」
与志子「千歌まで、どうした?!」
マリン「お泊まりだから、テンションもおかしくなっているんだ!テンション上がるついでに、良い豆知識を教えてくれしんぜよー!」
与志子「無駄知識の間違えだろ!」
マリンは、与志子の話を聞いてない。
マリン「シューベルトが作曲した「魔王」はテンポが早いため、シューベルト本人もちゃんとは弾けなかった!コレは知らなかっただろう!お主たち!」
与志子「シューベルトってなに?」
マリン「さささささ作詞家だよ?!」
マリンの左眉がピクピク動いた。
千歌「マリンちゃん、大丈夫?様子が変だよ?」
与志子「マリン、実は何も知らないなぁ!」
マリン「そそそそそんなこと。。。」
与志子「シューベルトは、フランツ・ペーター・シューベルトって言う、オーストラリアの作曲家だよ!別名、歌曲の王とも呼ばれているんだよ!
シューベルトは一般的にロマン派の枠に入れられるが、その音楽、人生はウィーン古典派の強い影響下にあり、記譜法、基本的な作曲法も古典派に属しているんだよ。貴族社会の作曲家から市民社会の作曲家へという点ではロマン派的であったり、音楽史的には古典派とロマン派の橋渡し的位置にあるけど、年代的にはシューベルトの一生はベートーヴェンの後半生とほぼ重なっており、音楽的にも後期のベートーヴェンより時に古典的であるんだよ!どうだ、マリン!。」
マリン「与志子ちゃん、真面目過ぎるから、つまんなーい!与志子ちゃんは、もっと馬鹿になる必要があるな。ふっふっふ。」
与志子「馬鹿を、うつすんじゃねーよ!」
千歌「今日は楽しい夜になりそうだ!」
やっぱりみんな、どこか抜けている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます