第4話 靴下の片方ってどっか行くよね
与志子「そーいやさぁ、靴下の片方ってどっか行かない?」
千歌「それ、わかるかも!」
マリン「なになにー?豆知識教えてくれるのー?」
与志子「豆知識じゃなくて、日常生活の話だよ!」
マリンは、つまんなそうにして見せた。
マリン「んじゃ、私も思う事勝手に言うもん!千歌ちゃん、聞いててね!」
千歌「え?何を?」
マリン「ボリショイ大サーカス。クーポン券。えりも岬。フラダンス。サハラ砂漠。ガンジス川。アムール川。インダス川。メコン川。チゲ鍋。サルサソース。」
千歌「ん?何の話?」
マリン「コレは、上と下が同じ意味の言葉なんだよ!例えば、さっきの例で言うと、クーポンが券って意味なの!だから、クーポン券は券券って意味になるんだよー!」
与志子「それ、どこで使うんだよ。」
マリン「靴下が片方無くなる話より面白くない?」
与志子「話のジャンルが違うわ!!」
千歌「へー!勉強になるなー!」
与志子「千歌!全然勉強にならない話だよー。んじゃ俺が、豆知識というのを、教えてあげるよ。靴下の話したの俺からだったからな。」
千歌「なーに?与志子ちゃん!」
与志子「シャンプーの豆知識を教えてあげよー!
実は、シャンプーはポリエチレンの手袋をはめて使うことで節約出来るんだよ。手の汚れや皮脂は洗剤を吸い取っており、手袋をつけるだけで、約3分の1程度で同じ泡立ちが期待出来るんだよ。どーかね!役に立つでしょ!」
マリン「ワタシ、ムズカシイコト、ワカラナイ!」
与志子「よし、一発殴るか!」
マリン「ごめんごめん、じょーだんだよー!」
千歌「へー!2人とも凄いなー!」
与志子「千歌ー、マリンと一緒にするなー。」
マリン「のんすとっぷで、いっくよー!」
与志子「また、始まったよ。豆知識を言われたんが、気に食わなかったんだろうな。」
マリン「炭酸のペットボトルを開けてからベコッとへこますと炭酸が抜けにくくなるんだよー!」
与志子「おっ!マリンにしては、意外と良い豆知識じゃん!」
マリン「だーかーらー!私は全知全能の神なんだよ!」
与志子「やっぱり、馬鹿だったわコイツ。」
マリンと与志子の豆知識合戦であった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます