25 最強大国な強制忘却国家殲滅してみたいかな?しちゃった♪
領地に居る時は、早朝に父が皆に剣の稽古をつけている。
次期とボスも参加し、いざとなったときは自分の身を守ることができるように、と。
勿論、朝食後の母の稽古、魔法の稽古にも2人は参加している。
姫は魔力量の増大訓練を日夜長い期間行っているので、確実に伸びている。
次期もその訓練を行い始めた。
魔法の素質はあるらしく、でも、
「あれー?僕、この系統はできなかったはずなんですけど、、」次期
「ああ、うちの子達と一緒に居るからじゃない?できるならイイことよ、良かったわね!」母
こんな感じ。
姫もそういうことを全く気にしなくなり、出来た者勝ちよっ!!とか言ってどんどん新たに覚えていく意欲満載!
そんなこんなしているうちに、まず姫がロボ試作機を動かせるまでの魔力量と技量になってきた。
ただし、、知識がこっちの世界の人なので、、とりあえず飛行能力を取り除いた。ドコに飛んでくかわからん、ってのは怖すぎw
機関砲と大砲のほうは、少し概念教えたら使えるようになった。
何より全周モニターと亜空間で自分が外に立っているのと全く同じというのが「使いやすい!」とのこと。
好き勝手にばこばこやって破壊しまくって、小一時間使える魔力量だった。
指を咥え、物欲しそうに見つめる次期。そーしてると歳相応でかわいいのだが。
「もう少し頑張ろう!!あと少しで、とりあえず動かせるくらいにはなるから!」と励ます
まぁ、、6人が自由に好き勝手に動かせるようになって、その状態をまる一日できるようになったら、ゴーレム兵士出る幕無いよな。
あ、でも自動化して、勝手に相手国完全殲滅させるとか、いいよね?
放置しとけば勝手にお掃除してくれるの!ゴーレムだから敵を降伏させない容赦無さw
フェンリルンバ軍とかwwww
ーー
「ゴーレム自動化部隊を使ってみたい!!」俺
その晩の就寝前の我々会議中である。
「「「「「??」」」」」
「いやさ、だから俺ら6人が試作機を縦横微塵に
「木っ端微塵?」
「相手なのか自分なのかで全く・・」
「日本語でおk」
「悪かったよ、こっぱ、じゃねー、縦横無尽に
「無人契約機って凶悪だよな?」
「ああ、借金地獄にさせるぜ?」
「俺の知り合いの友人がだな」
「てめーら!聞く気あんのかよっつ!!!」
「だからゴーレムの出番ないだろ?なので、俺らがプログラムして、勝手に敵国を全滅させるようにしたいの。そのテストしてみたい。」
「ああ、そうならそういえば」
「うん、回りくどくていけない」
「日本語、も少し勉強したほうが」
「ってめぇええらぁあああ!!!!」
「わかったわ、、、全滅、殲滅希望なのね?国民も何もかも?」姫
「選別できればいいけど、多分無理じゃないかな?人間の兵士だって、相手の確認なんか完全にはできないよね?」俺
「あー、、そうね。じゃー、ゲッスゲスな国民の国、、、、」姫
「ああ、あそこ、、なってったっけ、、」次期
「えー、、気にもしたくないんで、強制的に忘れちゃってるわ、私」姫
「うん、僕もだ」次期
「「「「それほど?!!」」」」
「「うんっ!!!」」
この世界、国際間の繋がりもそれなりにあるという。
毎年秋に、この国か、バラの国か冬の国で順繰りに開催している国際会議があるそうな。
「バラの国?フランス?」
「それくせーな?」
「冬の国、、グリーンランドかロシアか、、」
「ロシアっぽいな」
なんだろう?すんげー手抜きしている奴がどっかに居る気配がするんだが、、、
「で、主催国ってのは結構王家がまともな国で、ほかの国もそれを理解しているので容認されているわ。ほかの国で主催しようとしても参加する国はあまりないの。
で、その国際会議に強引に参加してきた国が、、、今思い出したわ、今のこの世界最大軍事力を持つダメリー。もう脅迫しかしないの、いつでも。で、凶悪なワガママばかり押し付けようとする。
でも、そんなのに屈する国は無く、ダメリーの周辺の小国も、私達と軍事同盟組んで牽制しているのでどうにか併合されないですんでいる。
でも、
国際会議ができる前は、ダメリーは周辺国の一部権力者を籠絡し、彼らが主張する合法的にダメリーに併合された、として併合。でも実質侵略され併合された小国は数え切れなかった。
で、その併合後、王家は皆粛清された。それもその国民達によって粛清されたとでっち上げて。
更に、私達が、国民まで皆殲滅していいよ、と言っているのは、
ダメリーには、国の責任を取るものが居ないの。」
「「「「は?」」」」
「なんか、ダメリーの王家は滅亡させられてるんで、建前上国民から選出されたという王が4−5年ごとに入れ替わるの。だからその期間中やりたい放題。証拠も何もかも全てでっち上げ、自分が正しいことにしてるんで、国民もそれを信じているの。信じないと自分たちのアイデンテティが崩壊するからね。
王家ってのは、よくも悪くも、全ての責任を一生一族で負うから、全権力を持っているの。でも、全権力を持つくせに、一生どころか5年程度しか責任を負わない。他の者も自分が同じく国を食い物にするので、前任達の犯罪を追求などしない。
そんな犯罪者のみしかいない、しかも、全世界を脅迫しっぱなしの強大な軍事力を持つ危険極まりない、悪魔の方がまだわかりやすいわって思えるような、なんだろ?なんていえばいいのかな?あーゆーのを放置するしかなかったわ今までは。勿論、その国際会議から除名したわ。加盟させいても奴等は言う事きかずに狂暴なことをし続けるんで除名。
わかった?
よって、終焉の狼、ゴーレム部隊の初陣はダメリー。完全に殲滅しなさい!!」
「「「「「御意!!!」」」」」
おう!初めて言った!!
ああ!感動だな!!
ようやく、、、う、、うう、、、念願が、、、
「おい、、任務遂行してから感動しようぜ?」四郎
「「「おまえはもう言っているからいーんだよっつ!!!」」」
それから一週間。俺達はコアを作り続けた。剣と魔法の訓練もお休みし、朝起きてから寝るまでの間、飯と風呂以外の時間は延々と。姫と次期はコアにほどよさそうな石を拾いに、母に河原に連れて行ってもらっていた。護衛兼ねてね。
そうして、俺達は総勢10000体のゴーレム軍団を作った。俺らの今の実力が1万体まで。
ただそれだけでは面白くない、と言い出した者がいるので、
100体は航空機にしてみた。人体型航空機。ホバリング可能♪。飛行部隊は爆撃用ではない。
逃走する敵を殲滅するための部隊。勿論完全自動。
あ、ゴーレムの形状はもろゴーレムらしくした。だって、
「あなた達が1万人いるのを想像するだけで、少し、、、」
と、姫が引いていたからだ。
なぜ引く?と俺らはおもったね!
姫の願いは完全殲滅。俺達はそれを間違いなく遂行したい♪実験じゃないお?ww
作戦準備
遠視でダメリー国境の抑えどころを確認し、5箇所だったので部隊を5つにわける。
そっから内部に向かって侵攻させるのだ。
国境閉鎖は周辺国国王に怪文書を転送魔法で送っておいた。「ダメリー殲滅するんで、逃げ出すダメリー国民をお宅の国にいれないでね?入れたらあんたの国もダメリー認定されちゃうよ?」と。
勿論周辺国は世界で最もダメリーの被害を受けているんで最も嫌っている。なので任せて安心だろー、と姫。
作戦当日
俺達はダメリー国境5箇所、配置に付いた。コア石はもう撒いてある。一人で2千個撒くの、ケッコー大変w
モニターで5箇所を繋いでる。だから互いにわかるし話も出来る。5箇所には俺達4人+姫だ。姫には次期が付いている。護衛?姫のほうが強いけど、女の子だからね。
「用意いい?。んじゃ、いでよゴーレム」姫
「「「「いでよゴーレム!!!!」」」」
・・・
「んじゃ、いくわよ!全軍発進!!」姫
「「「「いっけぇえええええーーーー!!!!」」」」
で、皆姫のところに転移集合し、5つのモニターで5つの部隊の進軍を見ている。
1時間でつまんなくなった
「帰宅しない?」姫
「ハラ減ったね」
「うん、喉も乾いたし、、」
「風呂入りてー」
「まぁ、自動化しているし、そのテストだし」
「あはははは・・・・」次期
「「「「「「ただいまー!!!!!!」」」」」」
「おかえりなさい、先にお風呂になさい。ご飯用意しておくから」
「「「「「「はーい!!!!!!」」」」」」
和気あいあいとメシクッて、寝た。
・
・
・
・・・・・・あ、、、まぁいいか、、、自動だし、、、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます