12 ゆかいのおちゃかい ネット会議


遠話で会議、、なんかネット会議?の遠話版とか。画像もあればいんだけどねー。

ソー言えば、昔なんか電話で複数つなげる仕様とかあったみたいだよね。

仕様でなくとも、アナログ時代は混線ってのがあって、違う先につながるとか、他の人と”も”繋がって、あんただれー?えーおれはー、とかで混線した人も交えて話してたみたいのもあるしー(という話を聞いたことがある。聞いたことがあるだけだから。)


で、デジタル時代の俺達はそーゆーの知らないけど、魔法はアナログです。

その遠話会議を何度かやっていた。

声だけだと誰のだか混乱しやすいのだが、その点4つ子は誰が言っても同じようなもんなんだと本人たちすらそう認識してるので、無問題。

だが、、やっぱ画像が無いと、、、寂しいよね?


しかああーーし!!

無属性魔法チートっぽいなにかを与えられているはずの俺(太郎)が、画像(遠視の応用)を全員にみせられんでどーなのよ?という俺様意見に同意し、どうにかコーチ(母親)の意見を参考に、ようやく二面だけ、俺達の部屋と姫の部屋に、画面を表示でき、リアルタイム画像を映し出すことに成功した。今日から画面付き会議である!!


「あんた達、多分、この世界最初の魔法よこれ、、、、流石私の手下ね!」

「「「「ハイル!我らが王女様!!(棒読み)」」」」


俺らはコレを単なるTV電話として使うつもりなんかさらさらw

巨大ロボのコクピットからロボの全周を見渡せるようにするのだ!

さほど魔力使わないんで、多分俺たちなら皆使えるだろう。

なので、ロボもつくれるようになったら4体作るのだ!!


”これは夢ではない、単なる目標なのだ!!”


だぜ!

ただ、まだ上司(王女)には秘密♪、おどろかせよーぜ!と。

ロボ4体プラス、ゴーレム軍団頑張って全員で1万までいけるようにしたい。

そうなれば、王女私設軍団だけで、この国を好き放題蹂躙できるだろう!!!

果てしない野望、それこそが男たちのロマンである!!! ぷw


そんなそぶりこれぽっちも見せずに、

俺らは王女と魔法ネット会議を行う。


「ネットって何よ?」王女

「うーん、、通信網とか、販売網とか、知りません?」

「まぁ、、なんとなくわかるけど」

すげーな7歳なのに?

ああ、俺が7歳んとき、どバカだったぞ?

俺だってそうさ!サムズUp!!二カッ!!

彼女はこの世界でも希少で凄い魔法持ちだ、この程度で驚いてちゃー、ついていけねーぞ?(四郎)


上げんのうめーなと一瞬思いそうになったが止めた。勿論他の皆も同様。王女にバレるからなーw


「いや、、それほどでもないわよ、、あまり期待しすぎないでね?」とデレ、その直後に

「いや、んじゃないでしょ!!、あんたら、、、ホントは何歳?」

「うーん、、実年齢7歳」

「「「同じく」」」

「違うでしょっつ!!!!、転生かなんかなんでしょ、さっき7歳の時とか言ってたでしょ!皆して!。前の年齢いくつだったのよっつ!!」

「えー、、いうのー??」

「おっさんの年齢訊くのマナー違反だぜ?」

「大人の事情ってのがあってだな」

「まぁ、、それはそれこれはこれで、、王女様と話せるくらいなのだから丁度いいではないですか、はっはっは!!」

流石四郎!!×3


「・・・・・あんたら、中年な、わけね、、、、で、、その中年おっさん達と、話が合うのが今の7歳の私、だと言うわけね?」

自爆した四郎!!

かたずを飲んで見守る3人!!

「そこはフォローするとこだろーがっつ!!!!!」四郎


「まぁまぁ我らが姫様、、も少しお待ちいただければ、俺らがこの国を蹂躙できる王女特設部隊を作ってみせますから!。20代半ばは中年じゃねーし。」俺

「・・・・じゅうりんんん?、、、蹂躙して、どーしよーっての??」

「どうする?」

「そこまで考えてなかったなぁ、、、」

「王女様の国?」

「バカ、王女様は王になりたくない派だろ?」

「あーそーか、、だったら第二王子(王女と同年齢、側室の子)を王にして傀儡?」

「「「妥当だな!!」」」


「・・・・・んじゃ、あのワガママな領主達はどーすんのよ?」王女

「粛清!」

「全滅!!」

「ぜんごろし!!!」

「あーゆー害悪でしかないのは不要ですね、善良な跡取りが居れば強制的に代替わり、いなけりゃ改易ですね」四郎

・・・・・

「四郎、あんたがそれ仕切りなさいよ?」

「御意!!」

「「「あっつ!!!それ俺言いたかったーーー!!!!!」」」



傍から聞いてると、とんでもないことを言っているわけである。しかもモノホンの王女様が居るのだ。

子供じゃなきゃ謀反とか言いがかり付けられて、、言いがかりでもないか?いや、王様に反抗するんじゃないから、謀反じゃないよね?

いいがかりつけられて潰されるところである。

もっとセキュリティに気をつけるべきだろう。


と、

おもたらヨ、

太郎が遮音バリアをこっちとあっち(姫の部屋)に張っていた。

流石無駄に合計年齢中年になっていないのだなぁ、、(平均20半ばは中年じゃないけどねw)


太郎、、善きコーチを持ってイケイケだなー

まぁ、魔力量が半端ないから双方にできちゃうんだけど。


つか、もう「ネットって何?」はどーでもよくなっている件。


まぁ、姫様が暇だから雑談お茶会って感じな?毎回。

こっち側は魔力は余裕なのでやろうと思えば毎日でもできる。なので姫には魔力量を増量(当社比)するようお願いしいている。寝る前に魔力使い切るように、と。

おかげで夜はぐっすりよ♪、と喜んでいる。


ちなみに、太郎はまだ転移ができない。まだコツがイマイチわからんようだ。

転移の練習のときには四郎も参加し、一緒にコーチを受けている。今は四郎が結構いける。四郎以外に二人連れて村まで行って帰って来れるくらい。

コレにはコーチ(母)も驚きだ!


「やっぱ、俺達の女神様、心が広いよね!!」夜の会議でそれを聞いた次郎の言。

本当は太っ腹と言いたかったが、相手が美女神様なので、ふとっぱら、は、ねーよな?と言葉を選んだのだった。


女神のいう「普通程度に使える」というのは、やはりこっちの世界の人間社会の基準では半端ねーものまでくらいなのだろか、、、


まぁ、おむつのことといい、結構雑っぽいからな天界



その頃の天界の、太郎達4人が崇拝する天使(女神候補)は、ケーキに醤油が合いそうだと昔(生前)から思ってたこと、今日こそは実行してみよう、と、醤油差しを持ってショートケーキと対峙していた。天界の気温は熱くもなく寒くもない。だが、その天使(女神候補)の額から、汗が流れ落ちる、、、


時は、まるで止まっているかのようだった。

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