第74話 ブルームと福岡と花の城
つぼみたちは、
「福岡は、
「九州最大の年なのに、人は誰もいない…」
パラレルワールドの横浜に続き、そちらの福岡の人出も
すると、
「博多に来てよかばい!ここは好いとう場所!」
博多弁を話す九賢人が現れた。
「ここで出会ったことはほめちゃる!名前はブルームばい!」
その名は、ブルームだ。
「さあ、変身よ」
「うん」
つぼみたちはドールプリンセスに変身する。
「プリンセス・ロイヤル・ドレスアップ!」
「希望と未来のプリンセス・ロイヤルレインボー、見参!」
続いて、
「プリンセス・ロイヤルチャージ!」
ロイヤルレインボーがロイヤルクリスタルロッドを手に持つと、
「3,2,1,Go!」
とピュアロイヤルメイクドレッサーに輝きをチャージする。
「
ピュアロイヤルメイクドレッサーにロイヤルシードをセットすると、
「ロイヤルシード・セット!プリンセス・ロイヤル・ドレスアップ!」
金と
「ロイヤルドレス・シャイニングフォーム、ここにて見参!」
「私たち、プリンセスドールズ!プリンセスステージ、レッツスタート!」
ロイヤルドレスアップしたプリンセスドールズが現れると、
「さあ、かかってきんしゃい!ブルーム、まかりとる!」
ブルームがどんたくに乗ってきた。
「いきなりいっちゃるけん!しめ
すると、どんたくに
「ちゅぴ!」
「チララ、どうかしたの?」
「あそこに何かある!」
そんな中、チララはどんたくに飾ってあるものに気づいた。
「県鳥のウグイスに、県花の
すると、チララはウグイスと梅の花、しめ縄の回収に成功した。
「ブルームのどんたくに何をするばい!」
そして、ブルームのどんたくは
「今がチャンスだ!」
「心の輝きを信じて」
「ロイヤルシード・セット!」
プリンセスドールズがピュアロイヤルメイクドレッサーにロイヤルシード・フェアリーハートをセットすると、
「プリンセス・ロイヤル・パワーアップ!」
虹色の光に加え、金と銀の光がつぼみたちを包む。
「ロイヤルドレス・ハートフルフォーム、ここにて見参!」
それから、
「プリンセスステージ、ライブスタート!」
ピュアロイヤルメイクドレッサーでロイヤルドレスアップしたプリンセスドールズによるブルームの
「どうして」
「夢の終わりを
「
「光は
「白き光と」
「黒い
「輝きは世界に」
「満ち
「
「愛の意味と希望を」
「私に」
「新しい夢を
「君と一緒に」
「虹色の光を授けて」
「優しく 安らかに」
「生きたいという希望がある」
「さあ」
「心のメロディー」
「最後の歌を今」
「強き者だけの」
「世の中じゃないから」
「Brand New World」
「愛のメッセージ」
「今こそ、力を一つにするとき!プリンセス・ハートフル・シンフォニー!」
プリンセスドールズはロイヤルクリスタルロッドをブルームに向ける。すると、
「アンコールはお断り」
と言って、立方体の光に包み込まれたブルームの撃退に成功した。
「ちゅ、ちゅ、ちゅっぴー!」
と、チララはプリンセスハートのありかに察知。そこにたどり着くと、
「キャッチ!」
とプリンセスハートの回収に成功する。
「これは、プリンセスハート・ピンクだ!」
そして、
「さあ、今こそ、心の
「開け、花の城!」
つぼみとチララが
「私たちを助けてくれてありがとうございます」
すると、花の城の女王が現れた。
「ここは、一年中春の世界となっております」
「すごく温かい!」
真冬の世界となっている雪と氷の城とは違い、花の城は春のうららかな
「きれいな花だね!」
「家来たちが愛情込めて育てたのです」
その周りには、色とりどりの花が植えられている。
「そのことを、王子さまと女王さまにも伝えてください」
「はい!」
つぼみたちは、花の城が闇の力から解放されたことをプラチナと光の女神に報告するのであった。
一方その頃、
「博多名物のとんこつラーメンにもつ
藤村刑事は現実世界の福岡で調査を続けていた。すると、
「ん?」
と、誰かが残した
「これは、ブルームが残したのだろうか?」
それは、ブルームのものなのだ。
こうした中、晴斗から電話がかかってくる。
「もしもし?晴斗、何があったのか?」
「おまかせトリオから先ほど連絡が入ってきて、どうやら三人目の九賢人が現れたそうだ」
それは、新たな九賢人の情報だ。
「手掛かりは、海と
「わかった。今から沖縄へ調査に行く」
「気を付けて」
藤村刑事は、福岡から沖縄へと向かうのであった。
「二度あることは三度あるということには、行かないでざます!」
その時、パラレルワールドにいたアクシアは
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