第51話 君の笑顔が僕の特効薬
もう疲れたな。何で疲れたのかは分からない。いや、何もかもが疲れる原因かもしれない。そんなことをぼんやり考えながら帰宅する。「ただいま」と呟いてドアを開けると、「おかえり!」ととびっきりの笑顔を浮かべた君が抱きついた。途端に疲れなんて吹き飛んで。ああ、そうか。僕の特効薬は君なんだ。
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