会話81.食休み

「あぁー、食べたー、食べすぎたわー。ポンポンいっぱい……」


「シート持ってきて良かったな。でも、食ってすぐ横になると牛になるぞ?」


「お? セクハラかな? モーモー☆」


「やめろ、乳を持つな」


「オウカァ、しぼってみるぅ?」


「俺が悪かったから、大人しく寝てろ。変なやつ寄ってきたらどうする」


「オウカが守ってくれるでしょー?」


「当たり前だ」


「えへへ、嬉しいなー。あー幸せ」


「いや、それにしてもマジで食い過ぎた……よく全部食えたよ」


「ほんと、オウカのでお腹いっぱい♡」


「何でわざわざエロく言い直した? グラビアポーズ取るな」


「だってオウカに奢ってもらったものだし。実質オウカを食べたと言っても過言では」


「過言だよ。過言すぎてビックリだわ」


「食い気味にきた。あー、しばらくは動きたく無いねぇー。ほら、お腹ぽっこり出ちゃったー」


「ほんとだ、ちょっとぽっこりしてる」


「さわってみー?」


「どれ。おぉ、ほんとにカーブを描いている。つーか、よく入ったなあの量」


「あなたの子よ? あ、動いた♡」


「何でだよ。宿ってねぇよ。そんな行為してねぇよ。動いたのは胃の消化作業だよ。食べ過ぎなんだよ」


「怒涛のツッコミ! そんなぁ、認知してよー」


「……今日のアスカさんは下ネタが全開ですね。僕はそういうのは良く無いと思いますよ?」


「うわ、敬語やめてオウカ、引かないで、寂しくな……」


「こうやって、本当に襲われたらどうするつもりですか?」


「?!」


「どうしますか、アスカ?」


「オオオオオオオウカ……?! ここここここお外なんだけど……!!」


「ははっ、なーんてな。そんな風に男からかってるとヤバいから、ほどほどにしとけよ」


「……はい」


「素直じゃん。顔真っ赤だし、ほんとお前攻められると弱いのな」


「……相手がオウカだからやってるんだよ……ぜーんぶね……」


「なんか言ったか? ほら、ちょっと休んでろ。見ててやるからさ」

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