会話69.疲れ

「あー……心地良い疲れだわぁ~……今日はもう動けない~」


「そんなに疲れたか?」


「ん~……オウカは疲れて無いの?」


「いつものジョギングよりは楽だったからなぁ。プール久々だったから楽しかったし」


「今度は普通のプールで遊ぼうよー。ウォータースライダーしたい」


「あぁ、ウォータースライダー良いなぁ」


「私が前、オウカが後ろ。それともオウカが前で私が後ろの方が良い?」


「なんか変わるのかそれ?」


「変わるよー。オウカが私を抱きしめてオッパイ揉むか、私がオウカを抱きしめてオウカのオッパイ揉むか」


「俺が揉まれるの?!」


「オウカ良い身体してるからねぇ、グヘヘへへ」


「割とろくでもねぇ理由だった。その笑いやめろ」


「ラッキー☆スケベってやつだね!」


「意図的なのはラッキーに含まれないだろ……」


「反応が鈍いなぁ、嬉しくないのかなぁ?」


「外でそんな状態になってその先どうしろと? 拷問だぞ、ソレ」


「おおう……マジレスされた……」


「だいたい外で胸触ろうもんなら、下手したら痴漢扱いで通報されて……おぉ怖い……」


「いやいやいや、その時は同意の上の行為ですって言うから!」


「……それはそれで、アスカ痴女認定されるんじゃね?」


「痴女?! 痴女じゃないよ私?!」


「知ってるよ。だから、ウォータースライダーの時は悪戯禁止で。危ないしな」


「はーい。あ、でもでも」


「ん?」


「ウォータースライダーで着水して、ビキニの上が取れたらオウカが素早く隠してね?」


「そんなことあるのか?」


「漫画ではよくあるからさ。お願いね」


「分かった分かった……」


「両手で掴んで隠してね」


「それ痴漢認定されるやつだから!」

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