第7話 猫捕獲作戦
機械島からの件から次の日である。
テレビでは機械島の労働者が暴動化し,総督府を占拠,破壊し,総督が死去されると言うニュースがどの局も一日中流れていた。
「この件に対してあまり言いたくはないが,なぜ黒瀬はいない?」
ジョン隊長が言う。
「休むということだけ言ってどこかへ行きました」
フェイクが言う。特務隊副隊長でもある彼女は秘書的な立場でもある。
「この新エネルギーの資料だが西軍の研究所へ渡した。後はどうなるかはわからないそれより,ネイサン,瀧,佐々木,お勤めありがとう任務は達成できなかったがこの資料は軍に役立つだろう後はゆっくり休んでくれ」
3人は敬礼し二階の隊長の部屋から出て行く内階段を降りていって3人は次の予定表を確認する。
そこに特務隊に一本の電話が入る。いつもの内線ではなく外線からであった。たまたまそこにいた。星野が受話器を取る。
「はいこちら何でも屋」
外来の依頼には特務隊とは言わない規則である
「はいかしこまりました」
「星野ちゃんだれからかい?」
力が言う。
「まえ、かっぱの捕獲依頼された民俗学者の石井さんかです。」
「でどうゆう依頼なんだ?」
「いえ,テレビを見て欲しいとのこと」
星野は石井から指名したチャネルに変える。
画面には中央部で起きている事件を特集していた。
「なんだこれ?深夜に現る猫娘だってよ」
力が画面のテロップ主見出しを言う。
力や星野それに隊長。周りにいた特務隊勢員がまでテレビに釘つげになって見た。
概要は深夜に人に噛んだりひっかりした被害が続出,警察は猫の様な奇行する不審者としてを追ってるがこの放送だと人間ではなく猫娘ではないかと言われている近辺の目撃者の証言だとネズミを食べてたり,魚などの盗難が相次いでるとのこと。
石井からの依頼はテレビからと言う形で依頼された。
「面白そうだね猫娘の捕獲作戦参加していいかい?」
ウィリアムことウィルが隊長に直談判する
「今回は班勢員揃ってるb班にいかせようかと思ったが参加するかウィル?」
「ぜひ」
「わかったトム,ジャック,リキ,ハンナ、ウィリアム,星野,それにこことの中継で神代も同行してくれ」
「言っておくがこれは私用での中央部任務であるから二週間までそれ以降は滞在は出来ないから注意してくれ」
隊長が言う。
「二週間までには帰る」
トムが言う。
トム,ジャック,リキ,ハンナ,ウィリアム,星野,神城で編成された。猫娘捕獲大作戦が開始された。
中央部についた。星野は二度目他は何度かきているが、到着ロビーでいつも迷う。
「黒瀬さんはなんでスムーズに出れたんだう」
不思議に思う星野だったがそれよりも猫についていくつか調べないといけない。
今回は猫娘を捕まえるが、習性は猫なのか人なのかそれとも別なのかこの三択になる。猫の習性は今のところよくわかっていない,中央部に来るまでの間ネットで検索して調べたが不足であるのはここにいる全員わかっていた。装備は麻酔銃にフエ,オリと縄,それに猫用の餌まで持ってきた。
「生け捕り皆初めてだからこと慎重になおかつ成功を目指して頑張ろう」
力が言う。
力は,特務隊の中で筋肉隆々の肉体美を誇る男だ。こちらの世界に来る前は体育教師をしていた。
「捕まえたら飼っちゃダメなの?」
ハンナが言う
ハンナ異世界人ではない,容姿は15歳力のバディである。
「人間だから仲間にはできるんじゃない?仲間にしたって猫の餌だれが買うんだ?」
力が言う
「そこが問題なのかよ,今はとりあえず害を抑えないと」神代が言う
「まだ作戦立ててないけどね,ジャックどうする?」トムが言う。
「麻酔銃あるし,射てと言ったら外さないよにするよ」ジャックが言う。
「そもそもなんで猫娘が出現したのでしょうか?そこを調べてみませんか?」星野が言う
「それいいねホッシー」ハンナが星野に後ろから肩寄せるハグをした。
「俺とジャックで罠を貼る力とウィルで赤外線カメラとセンサーをつけてくれ残りは猫娘について調べおいてくれ」
「了解」
仕事に取り掛かる。
「ウィルさんこれってずっと録画なの?」
力がカメラを触り点検しながら言う。
「いや,今のカメラは最新だからセンサーや熱源で反応して後はaiが処理して生き物なのか判断して録画するんだよ」
「ヘェー便利なこったなー」
カメラに感心する力。
「カメラを褒めてないで早く取り掛かりましょう」
「でもさーなんでウィルこの仕事引き受けたの?
元もはb班の仕事なのになんで?」
と聞く力。
「あれですよ,面白いと言うか好奇心で」
「なるほどねぇそもそも猫好き?」
「好きですねこっち来るまでは2匹の猫を飼ってました」
「2匹もーへぇー飼育とか大変でしょ?」
「そうですねぇまぁ可愛いので苦ではないですね」
「俺もさ猫と犬飼っててよ」
「喧嘩とかしないんですか?」
「いやーそれが,すんげぇー仲良くでさ毎日一緒に居たんだよちょー可愛いから」
「いいですねぇ〜」
2人は猫の話で盛り上がる。
「おい,力とウィル早くカメラ,カメラ設置をしろ」トムが注意する。
「りょーかいでーす」2人はぬるい返事をする
「海兵式ブートキャンプで鍛え直してもいいんだぜ」
「いえ,結構です」
そそくさと作業に戻る2人,ちょうど3人が戻ってくる。
「トムー戻ってきたよー情報も集めてきたよー」
ハンナが言う。
「おつかれどうだった?」
「行動範囲がわかったくらいですかねぇ」
星野が言う。
星野が持ってる地図を広げ円を描く。
「一応この範囲が目撃情報と被害情報の範囲です。」
「町一つ分か広いな」
「多分昼間は人間として生きて夜になると突然変異で猫娘になるんじゃないかな?」
神代が言う。
「一応この街から出られないように結界を貼っておいた,もし引っかかれば鈴が鳴るしみんなにも知らさられるような仕掛けを仕掛けてきた後は文明の利器ってやつで」
神代が言う。
「了解した。警察も増員してパトロールしていることだし,特務隊もパトロールすることにした。」
「警察の迷惑にはならないようにそれと警察より先に捕まえることいいな」
よして夜となり猫娘の1日が始まろうとしている。
せっかく持ってきたナイトビジョン【暗視装置】も街灯のせいで必要なくなった。ウィルと星野で車でパトロール。力とトムでカメラの監視,残りの3人は睡眠で2時間交代となった。
「今日で見つけましょうウィルさん」
星野は言う。
「星野ちゃん成果は欲しがるものじゃないよ来るんだよあっちから」
ウィルが言う
「きますかね?猫」
「この街広いからね出てくるかどうか大人しくしてほしんだけどね」
「ウィルさんこんな話聞いたことあります?」
「何の話?」
「猫の怖い話ですよ猫の祟り,猫を殺せば七代祟ると言う話です」
星野は猫にまつわる話を始めた。猫の呪い,祟り
など話は豊富であった。【割愛】
猫は執念深い魔性の動物だと言うことを喋った。
「いやもう怖くて寝れないよ星野ちゃん」
「これから捕まえる猫もそうでないといいですけどね」
「猫は意外としぶといからね猫には9つの命があるから」
「魔女と猫の話ですね」
「そうそう本当だったら黒ちゃんにもきてほしんだけどね,なんかあったのクロちゃん?」
星野は何か言えない表情な顔して下を向いた。
「まぁクロちゃんは色々経験してるからね」
「あの人は溜め込みすぎたと思います。人に相談すればいいと思います」
「あそこまで生きたら誰にも迷惑なんてかけたくないんだよ」
「じゃあ星野ちゃんがクロちゃんを支えたら?多分クロちゃんも話し相手や分かり合える人が欲しいんだよ」
ウィルは言う。
「そうですね」
「タカ,タカこちら01,10おくれ」
「こちら10」
「北の方向にて熱源確認,目標の可能性あり,至急現場に急行されたし座標送る」
「こちら10了解した直ちに向かう」
2人は現場に急行した。そこは夜空を覆い尽くすようにビル群が立ち生える場所である。探すのに時間がかかったが邪魔にならないところにカメラがあった。
「あそこのカメラが反応したらしい」
とウィルはカメラは指し示しながら言う。
喧騒する街が今となっては猫娘の騒動で深夜の外出自粛発令になり人や車などはなかった。無人の信号機だけが青,黄色,赤に点滅だけだった。
「これか?」ウィルはカメラを確認する。故障ではなかったのは確認できた。
ウィルは一応周りに猫娘がいないか確認する。
「これ映ってるんですか?」
星野はカメラの前で手を振る。
「星野さんセンサー反応するんでやめてもらっていい?」
力からの携帯無線が聞こえた。
「すいません力さん」
と無線で謝り、カメラ越しで頭を下げる星野。
「周りには居なさそうだねとりあえずパトロール再開するか」
ウィルは車に戻った。星野も戻る。
「今日って満月?」
ウィルは言う。ビルの夜空にそれそれは大きい満月に近い十三夜が見えた。
「明日でしたよ満月は」
「こんなに月を凝視したのは久しぶりだよ」
ウィルは言う。
「あの月って月なんですか?」
星野は言う。異世界にもかかわらず月や太陽などはある。天体もさほどあっちの世界とは変わらなかった。
「確かあの月って守護みたいらしいよ」
「どうゆうことですか?」
「見守るってる事?だと思う」
ウィルは曖昧に星野に説明した。
「それより早く帰って仮眠取ろ」
「そうですね」
足早に車に乗り込み駐屯地に帰った。
その日なったとはこの一回であった。
猫捕獲作戦で編成された特務隊全員集まり。一枚の写真を見た。
「これが昨日撮った猫娘だ」
トムが写真もみんなの前に見せる。
トム以外の全員がざわめく。
その姿はそのままどうり猫耳が生えしっぽも生え目は猫目であった。
「これが猫娘ですか?」
「そうだ。カメラで捕らえたのは嬉しいが街に何台もカメラを設置しているのに一枚だけの成果だどうする」
トムが言う。
「減らすか増やすかの二択ですか軍曹?」
力が言う。
「そもそも日中は何してんだこの猫娘は?」
「日の出から日の入りまでの猫娘の目撃情報はないですから活動時間は夜だけですね」
星野は言う。
「もしかして学生だったりして」
ハンナは言う
「かもしれないなハンナ」
力は言う
「この猫娘学生服着てない?」
ジャックは言い皆んなはもう一度写真を確認した。
「学生服みたいだがそれだけで特定は難しいだろ?」
トムは言う。
「学生だけでも何千人もいるんだ二週間だけじゃ難しいよ」
ウィルが言う。
「一応私の呪術で探してみますか?」
神城が言う。
「神城さんできるんですか?」
星野が言う。
「出るけど特定まではある程度は絞れるよ」
神代がいいそのまま始めた。
一枚の紙を丸めて、合掌するように紙を包み込んで口元に近づけて,呪文をとなえ,右手の指先が神代の方に左手が前に向いてまるで紙を潰すような動きをしてまた合掌に戻った。合掌を戻したら丸めた紙が,何枚もの式神へと変わっていた。
「どうやってやるの神代ー」
ハンナは言う。
「ちょっとした手品?」
神代はそのまま一丁手打ちをすると式神たちは自然と無人で立ち,地図の上にバラバラに立った。
「一応ショートヘア学生の位置情報だから役には立つと思うよあとこれスマホと連動できるから」
一同の凄い言葉のざわめきが聞こえた。
「これで特定は探しやすくなりましたありがとうございます」
星野はお礼を言う。
「よし,後は夜までに特定できるかだ。散開して,手分けして探そう。
「了解」
全員は分かれた。
「特定って言っても,話しかけるのも学生に声をかけるのもだしな」
トムは言う。
話かけるのは法律違反ではないが警察のように職務質問の権利は持っていない,そして,この任務は特務隊が独自に動いてるので,命令ではない,ヘマをすれば軍法違反になる。そのことを念頭に置きながら特定を進めた。
警察になりすまし,昨晩なにをしていたかをききままわった。手がかりは掴めなかった。
日は傾き,夕陽へと変化していく。全諦めて駐屯地へと帰投するようにと無線が星野に来た。
「なんか食べて帰ろ」
星野はつぶやき,帰路につく。路地裏の隅っこに野良の三毛猫が物欲しそうな目で星野を見ていた。星野は急いでどこかに向かった。
星野はすぐに猫の所に戻ってきた。二枚の紙皿に一枚に牛乳を注ぎ,もう一枚にキャットフードを入れた。
猫は最初警戒していたが,牛乳とキャットフードを食べた。星野は食べてる姿をしゃがんで見ていた。
「猫娘ってどこにいるのかねぇ〜」
猫に聞くような感じで呟いた。猫は星野の顔見て首を傾げた。
「わからないよねー」
星野は立ち上がり猫から離れた。猫はミャーと一声だしどこかへ消えた。
今日は満月であった。街灯よりも明るい月だった。いつも通り星野ウィルで見回った。
「今日は綺麗な満月だね」
ウィルが言う。
「今日は繁華街の方に回ろうか」
ウィルが言う
「了解です」
星野が言う。猫娘は一体何者なのかがわからないまま捜索している。繁華街の灯りが車内を照らす。だが外出は控えるようには出ているが最近は被害がないため,酒を飲む輩がいるが我々は注意する事はできない。
「10.10こちら01目標猫娘発見座標送る」
星野は座標を確認する。座標はこの付近であった。「こちら10至急増援頼む」星野は無線で言う。ウィルと星野は麻酔銃を持ち、目標へと向かう。近づくと周りに人、人だが群がった。スマホ取り出して何かを撮っているものがいた。
「どいてくれ捕獲隊だ」
気づいた人は退いてくれたが現場に夢中になってる人は退いてはくれなかったが銃口をむけたことによってどいてくれた。退くと、そこには猫娘が男の首根っこを噛み大出血していた。
ウィルは猫娘に向け一発撃った。だが猫は飛び,猫娘は建物の看板や壁を使って逃げた。
2人は追う。狭い路地裏に逃げた猫娘。街灯は少なくなってきて薄暗く不気味な雰囲気であるが満月がてらしていた。星野の後ろを追っていたウィルがまさかのはぐれていた。
星野は周りを見回す猫娘なのか鳴き声が聞こえた星野は麻酔銃を構える。そして星野の目の前に猫娘が現れる。
身長は星野より少し大きい。髪はショート服装はどっかの学生服。胸は少し大きめ。そして猫耳,
目は猫目ずっと星野を凝視した。星野は固まり銃口を向けられなかった。
「人の言葉わかる?」
星野は言う。
「もちろんわかるにゃ」
猫娘は言う。語尾ににゃとつくよくあることだと思った。
「なぜ人襲うの?」
「俺はこの子の願いを叶えてやってるにゃ,俺はこの子に助けてもらったからにゃ」
「たすけた?」
「俺は北の方から逃げ出してきたにゃ海を渡ったにゃ」
「北?北方のどこ?」
「研究所だにゃこれぐらいしかわからないにゃそしてここら辺に来た時この子にあったにゃ」
「この子は俺に優しくしてくれたにゃ飯をくれたし優しくしてくれたにゃだから俺は恩返しをしたくてこの子についていったにゃ」
「しかしこの子はいじめられてたにゃ」
「俺は酷く怒ったが俺は猫にゃなにもできないにゃしかしにゃ俺の力で何とかできると思ったにゃ」
「どうゆう力?」
「乗り移りだにゃ呪えば俺は誰にだってその体に乗り移れるにゃ」
「そしてこの子の代わりに仕返ししてやったにゃ」
「仕返し?目的は達成したの?」
「達成したにゃあのさっきの男は教師というやつにゃ」
「じゃあ大人しく捕まってくれるそしてその子から離れてくれる?」
「すまないにゃ俺の体はこの子をいじめてた奴らに殺されてな俺の体はないにゃ」
「目標は達成したが,最後はこの子の精神や肉体も次第に食っていってこの子もいずれ俺に殺されるにゃ」
「そしてまた俺は猫の姿に戻るにゃこれが俺の力にゃ」
「捕まえるより俺を殺すんだにゃ研究所なんかに戻りたくはないからにゃ」
「研究所それはどうゆうことなの?」
「俺もよくわからないにゃ,いびつだったにゃ,なんだかわからないにゃけどいずれお前さん行くことになると思うにゃ」
「どうゆうことなの?」
「それはだにゃ...」
と言う前に猫娘は麻酔銃で撃たれ倒れた。
捕獲は無事成功したが麻酔銃を撃ったのが特務隊のメンバーではなく見ず知らずの男たちであった。
「何か喋ってたか?」
男が言ってきた。
「いえ特には」
と返す星野。
猫娘を担ぎその場を後にする男たち。
ようやくウィルが合流する。
「猫娘はどこ行った?」
「知らない男達が捕獲して行きました」
「知らない男達?警察では?」
警察には猫娘の身柄は特務隊が引き取ると一応言ってあるのでその時点ではおかしい。
「とりあえず星野ちゃんが無事でよかったもし歯向かってたら死んでたかもしれないしね」
とウィルは言う。
星野は考えて判断したのではなくただ動けなかっただけだった。恐怖で動けなかった。
ただ満月だけが星野やウィル、夜の街を照らしていた
帰隊後.....
ニュースは猫娘について数日は報道していたが次第にしなくなる。
隊長にこのことを報告した。
「北に研究所?」
隊長が言う。
「北って発電所とかいろんな施設があるからなぁそれに北方に知り合いなんていないし詳しくは聞けないな」
隊長が言う
「新城大佐に聞いてみたらどうです?」
フェイクが言う。
「あいつは知ってても知らないって言うし北方行くときに調べるとするか?」
隊長が言う。
「とりあえずこの仕事お疲れ様何日か休んでいいよ」
隊長そういい制服を着てどこかへ行こうとする。
「どちらへ?」
星野が言う。
「異世界人が警察に尋問されていることらしい。話のわかる将校としか話さないってことだから私がいく,なんせ階級は少佐らしいから下士官に行かしてもなぁだったらこの部隊で唯一の佐官この私しかいないでしょ」
と言う隊長
「そうですか隊長ちなみに私は中佐ですか?」
フェイクはいやみたらしっくり言う。
「ははぁそうでしたね。中佐じゃあ一緒に行きますか?」
隊長が言う
「デートですか隊長?」
佐々木が言う
「いいっすねデート俺もしたいなー」
ネイサンが言う
「サボるなよ隊長あとお土産ください」
トムが言う。
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