第2話 初仕事
星野は鏡越しに新品の戦闘服を着て上機嫌だった。
黒瀬の言葉も浮かんだ。【役割を見つけ出せ】
この世界きて半年まだわからないことだらけだし自分がなぜきたのかもまだわからない。自分はあの時の自分なのかと鏡を見た.まるで他人のように感じた。
黒瀬はドアをノックした。
「おは」
黒瀬は昨日と同じ黒い服に刀を携行していた。
「おはようございます」
星野は挨拶をした。
「今日から仕事だから、自分の銃を持っていくぞ」
黒瀬は自分の武器庫を開け,準備し始める。
「はい。って私の銃は?」
星野は聞いた。
「あーみんな自己管理だからわからんもな、しかも新兵だから銃はまだもらっでないよなまぁいいや俺の貸すわ」
黒瀬は自分の416dを星野に貸した。
「ポーチはそこマガジンはそれ弾はここね」
と教えてくれた。
「じゃあ行こう。」
ジープでいざ出発。どこにいくか分からなかった。
「どちらへ?」
「西部の首都に向かむ。こっから二時間かかるが。」
「そうですかぁ」
「今日は何の仕事でしょか?」
と聞く
「あぁ今日は魔女狩りだ」
さらっと言う
「魔女狩りですか?!」
黒瀬の方を見る星野車が荒れる。
「おいおい前見ろ」
と黒瀬は苦笑い
「魔女狩りってまだあったんですね」
「まだあるよ多分終わらない戦いであろう」
黒瀬は続けて説明する。
魔女との争いは100年以上続いた。今はそろそろ終戦ような時代だがいつ起こるかはわからない。
この国を建国した後、領土を広げた時にできた最初の問題だった。
「それが魔女狩り事件ですね?」
と聞く星野、うなずく黒瀬。黒瀬は木々を走る外を見た。
「そっからだ面倒いことになったのは」
「我々が3人の強くて権力のある魔女を狩ったのではないかと疑いをかけられた。だが証明はできなかった。
俺はその時、魔女に対する部隊を創設して隊長をやってた。
魔女には随分と手を焼かれた。俺は生態を調べ上げた。
“魔女”対『軍』との争いを止めるべく俺は奮闘したが和平まで一歩のところだったが一つの事件によってその名は
「魔女事変ですね」
「よく知ってるな星野」
「はい精神教育の一環として学びました」
「なるほどね」
続けて話す黒瀬
中央区に魔女が起こしたことによって起きた魔女事変
魔女たちは中央司令部、国会議事堂、宮殿
そのほか15カ所が魔術的なことによって破壊された。政府及び軍は戦争状態に突入し
「魔女戦争ですよね?」
「お前美味しいとこだけ持っていくな?」
そっから俺は戦った。何人殺した分からない。数えてもいない。殺戮で鏖殺で抹殺だった。夢にも何度も出てきた。鬼の形相した俺が次々と殺していく様を...
星野は次の話題をかけられなかった
「すまんな経験談を話してお前も過去と名誉は捨てろよ」
と黒瀬は笑った。
「私も戦いたいです」
「そうか、でも死ぬなよ。俺は不死身だから,困ったらいつでも助けやる」
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