第1話への応援コメント
エグい話が読みたいと思っていた時にクロエさんから本作をご紹介いただき、拝読いたしました。
すごく胸にくるお話でした。
好き嫌い以前に「双子の弟」という絶対に動かしようのない事実があって、どうであれ結人は拓人にとって唯一無二の存在だったんですね。
亡くなったお母さんも含めて家族という形を保っていたものが、「自分のせいで」第三者にぶち壊されてしまった……
一言では表しきれない結人への感情が『イカのキーホルダー』に収束されていると感じました。
それを最後まで結人が大切に持っていたことで、ものすごく打ちのめされた気分になりました。拓人の後悔が苦しいです。
とても印象に残る、素晴らしい短編でした!
作者からの返信
コメント、そして評価までありがとうございます!
お返事が遅くなってしまい、申し訳ありません…。
イカのキーホルダー、かなり狙って書いたので目をとめていただけてとても嬉しいです。
「自分のせいで」というところにカギカッコをつけてくださっているのを拝見して、本来そうではないけど彼の中ではそうなっている、というやりきれなさを汲み取っていただけたのかなと、こちらも嬉しかったです。
青月クロエさんのオススメだったのですね…!びっくりです!!青月さんにも大感謝です!
ありがとうございました!
第1話への応援コメント
コメント失礼いたします。
人間の心というのは、簡単に白と黒に、わけられないんだなと思う話でした。
きっと拓人は結人が大好きだったんでしょうね。
もしかしたら結人のようになりたかったのでしょうか。
深い物語でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そうですね。白と黒には分けられないですし、今回の話は白と黒、どっちもめちゃくちゃ正解なんだと思います。
だから、言葉通り大嫌いだけど、きっと仰るように大好きだったんだろうなと…。
あんまり意識していなかったんですが、結人みたいになりたかった、という面は、あったのかなぁとコメント拝見して思いました。
何というか、嫌いだけど、自分には手の届かないところにいて、そこへ手を伸ばしたいって気持ちは、あったんだろうなって。
私の中では拓人→結人への感情って、ある程度煮詰めてあったんですが、実際に書いてみると、なんだか私が想定していた以上のクソデカ感情になってそうで、そういう意味でいろんな方の読み方拝見できるの嬉しいです。
ありがとうございました!
第1話への応援コメント
嫌いなのも、大切なのも、きっとそうなんだろうから、拓人君の証言は嘘偽り無いものなんだろう。
自分の罪は自分だけで持っていく。そういう潔いところ、結人君もきっと好きだったんだろうな。
お父さんを思いやる優しさもあるのだから、次に産まれることができるなら、穏やかで幸せな家庭にと、願わずにはいられません。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そうですね、嫌いなのも、それでも守りたかったのも、本心なんだろうなと思います。
自分で書いてて「思います」って言うのも変なんですが、結構、私の中で拓人→結人の感情がクソデカになってるんで、なんかこう、キャパを超えました…。
潔いいですね。殺されてしまうの防げなかった上に地獄へ道ずれにはできないって、はっきり書くのは避けましたが、そういう感情が伝わっていたら嬉しいなと思います。
お父さんはね…客観的に見て、1番辛いのはお父さんじゃないかなと私は思うんですが、この状況で、当事者としてそう考えられるのは偉いなって、これも書いた本人が言うのも変なんですが、思いながら書いてました。
ありがとうございました!
第1話への応援コメント
どんなに無視しようが、その瞳には結人が見えていたのだと感じたラストでした。
たとえ地獄に落ちようとも、いつも弟といたい。だけど……。
その身代わりがイカのキーホルダーなのでしょう。
まっすぐに向き合わない、その意地っ張りぶりが人の心の闇と弱さなのかもしれませんね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
お返事遅くてすみません…!
見えていたんでしょうね。
あえて目をそらすのは、嫌でも目に入ってくるからで、仰るように、見ないようにしていても結局はずっと心にこびりついて離れないものなんだろうなと思います。
イカのキーホルダーは結構狙って書いたので、触れて頂けて嬉しいです。
どうでもいいことですが、この話を書いて、一番気に入ってるフレーズは「せめてタコだろ」です。
ありがとうございました!
第1話への応援コメント
ラストまで一気に読めました。とても切なくてよかったです
作者からの返信
コメントありがとうございます!
お返事が遅くなり、たいへん申し訳ありませんでした…!
切ない系の話が好きなので、そう仰っていただけて嬉しです。
ありがとうございました!