二十六ページ目 ちいと悩みどころが出来たから遊ぶか
唐突だが、キャラ設定を即興でつくろうと思う。
(ΦωΦ)おらぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
仮に、仮にどんな世界観の作品に登場するキャラクターなのか。
そこから詰めていくとして。
無難に
まずは
メインの
ただし、これに味付けを加えるのじゃ。
一つ目は『サバイバル』。生き残るために熾烈な戦いを強要されるという、登場人物たちの
二つ目は『無双』。これは外せねえ。これ一つで物語を名作から駄作にまでしてしまう、非常にピーキーな食材じゃ。だが、使いこなせれば、これほど頼りになる
三つ目は……………あ~~~~~~どうしよっか。
あれだ、あれにしよう。登場人物たちにやる気を出させるために、勝てばどんな願いもうんたらかんたらな便利システム。
三つ目は『クエスト』。登場人物たちに無差別に降り掛かる災害、ハイリスクな使命にはハイリターンな報酬を。お手軽にご家庭で使える
手っ取り早く物語を面白くさせる因子になるので、殆ど損は無いシステムなのじゃ。
さて、四つ目じゃが。これは絶対に欠かせない食z………ゲフンゲフン。
異世界ファンタジーから現代ファンタジー。果ては歴史モノから伝奇モノ、SFに至るまで何でもござれ。
作者の手腕次第で、物語を魅力的なものに輝かせることの出来る、剣にとっての砥石。料理人にとっては包丁。鬼にとっては金棒。
仕上がり次第では、読者の方々を最も多く楽しませる、間食的な役割から昼食的な役割までこなせる万能食材。
確かに扱いやすい事この上ないが……………実は地雷にもなり得るので、取り扱いには要注意。
なんせ取説ねえから。道なき道を開拓していく、地図に新たな地形を書き込む。そんな感じの冒険心溢れる方にはおすすめするが、自信がない方にはおすすめしかねる食材じゃ。
もう食材って言ってるやんけ。まあ、細かいことはモーマンタイということで。
んあ~~だいたい出揃ったかな?
基本的なところはこんなもんで良いだろ。
さてさて、お次はこちら。
メイン食材のエース的存在。
その名も……………『主人公』!!
『○○系』から『○○な過去を持つ』、『実は○○な血筋』、『平凡だけど○○に関しては天才』。
どんな魅力を付け足しても問題なし。自分の握れる手綱の範囲で、緻密に変態的に作り込める。
思い入れの象徴。それが『主人公』。
こいつをどういう風に輝かせるか、なんてことは考えず、前提から考えよう。
自分が物語においてどんな『主人公』を作りたいか。
輝かせるなんて考えるのは後々。真っ先に考えるべきなのは、変態的な性癖と
創作者としての思考能力を駆使して、どんな『主人公』を作りたいか。
話はそっからじゃ!
※
今、俺がつくりたいのは、こんなの。
普段は大人しいし、見た目も無害そうで穏やかだけど、あることに関しては別人のように変貌する、そんな『主人公』。
うん、定番だね。
今回は某有名ゲーム『ダンガンロンパ』に登場する超高校級の文学少女・腐川冬子と超高校級の殺人鬼・ジェノサイダー翔。
『二重人格』は魅力的だが、今回はいらない。
『狂気』『享楽』『闘争心』………命を懸けた殺し合いに興奮を覚える『変態』という設定を入れるとしよう。
まあ、優しいというのも入れとく。『自分に都合のいい存在に対しては』。
普段の『猫被ってる時』は大人しい少年だけど、いざ本性を露わにすると『自分の悦楽の為ならば他人のことや倫理も道徳もどうでもいい』という『クズ』と『外道』要素も追加しよう。
さて、ここら辺で既に察していると思うが―――――――『キワモノ系』というジャンルの『主人公』を創るザマス。
だって、その方が面白いもの。
本性を露わにしてトリップしてる時は瞳に渦巻き模様が浮かび上がってたら、なお最高。
わいの趣味という事でギザ歯を採用。異論は認めん。
可愛い系だけど、本当は狂暴なのよ?なキャラクターをイメージしておりまする。
動物で言えば『シャチ』。
声が入るとしたら、やっぱりアクセロリータの声を務める声優『岡本信彦』さんに演じて貰いたい。
穏やかから一転、狂気的な感情にスイッチできるなど、『岡本信彦』さんしか考えられん!!
その甘々ボイスで是非とも乙女を解剖して遊んでくれ。
ほいじゃ、そろそろつくるか。
まず名前っと。
『ゆずる』は入れたい。何となくだ。理由は無い。
苗字は青系がいいな。花か海か、景色か、現象か………それとも純粋に色か。
個人的には現象を入れたい。暁とか月蝕とか。そういう系。
こらそこ!中二病とか言わないの!『心が少年』と言え!!
さ、て、と。
ちょっくら調べてくるわ。
困った時にはグーグル先生、参考資料はWikipedia。
(〃ΦωΦ〃)・・・・・・・Now Loading
はい、決まった。
苗字は『日沃波』、読みは『ヒイナミ』。
意味?何となくだけど。創作だじぇ?
『沈む太陽の光が揺れる波に注がれ、海が青く輝く様』
という、創作単語じゃよ。
言わずもがな『日』は〝太陽〟、『沃』は水をそそぐという意味だけど、今回は〝そそぐ〟のところ、『波』はまんま〝海の波〟。
名前は『弦』、読みは『ユズル』。
意味は、『楽器の弦を弾いた時、音を響かせるように他人の視線を奪い取るように』、『引き絞られた弦を離した時、真っ直ぐに他人の心に自分の存在を刻み付けるように』という二つの願いを込めましたじぇ。
命名『日沃波 弦』。
次、特徴。
ざっくりと箇条書きで書いて行こう。
『髪』→『青みがかった黒』
『目』→『二重まぶた』『垂れ目』
『瞳』→『青色』
『顔』→『童顔』『卵形』
『肌』→『純白』
『体』→『中肉中背』『細身』
『顔つき』→『どちらかと言えば可愛い系』『中性的』
『体つき』→『程よく肉付きが良い』『筋肉質という訳ではない』
『髪型』→『マッシュ』『もみ上げ長め』
『前髪』→『目に少しかかるくらい』
『全体的な雰囲気』→『暗いという訳ではなく、大人しいという印象』
他者から見たイメージは『いつも寝てばかりの子犬』
パーツはこんなもんじゃな。
服装は~……………ブレザーの制服、但し『カーディガン』と『ワイシャツ』、『ズボン』じゃ。肌着は『黒シャツ』じゃ。
次は性格。
どんな感じにするか……………あ~~~よし。設定資料としてまとめてから詳しく考えよう。書いてたら思いつくべ。
さて、まとめるどー。
◆――――◆――――〈主人公〉――――◆――――◆
名前:日沃波 弦(ヒイナミ・ユズル)
性別:男性 年齢:16歳
種別:一般的な高校生
特徴:青みがかった黒髪をマッシュにした、垂れ目の青い瞳の少年。童顔で中性的な顔立ちのため、他者からすれば実際の身長より小さめな見た目に見える容姿をしている。
中肉中背で、細身の体型。程よい肉付きをしている。
前髪で殆ど目元が隠れているため、ミステリアスな印象を抱かせる。子犬のようだと言われがちだが………。
性格:普段は大人しく、穏やかな性格。自分から何かをしようとはせず、だいたいぼーっとしている。
楽しい事は無いかと、自分の人生に期待をしているが………日々の日常に物足りないと思っている。
概要:至って一般的な高校生。何かトラブルに巻き込まれるようなこともなく、平凡で平和的な人生を送って来た。
そんな日々の日常に対して物足りないと感じており、強烈な刺激に飢えている。
刺激を求めてR18のグロ系からホラー系の映画を、有名どころからマニアックなものまで網羅しているが………あまり刺激的とは思えず、中学を卒業する頃には見るのを止めた。
突如として、世界中の15歳以上の高校生を対象として無差別に神隠しに遭う事件に巻き込まれて、己の人生において至上の悦楽というものを知る。
普段は穏やかとされた、彼の本性、それは――――――確実に死ぬだろう状況下で、命懸けの闘争を心底から楽しむ戦闘狂。
あらゆる危機的状況を娯楽のように楽しむ異常な人格こそ、彼の本性。
普段の穏やかな性格など、単に退屈な人生に辟易としていた結果できあがった仮面である。
己の異常性を理解していながら、それでもなお、己の悦楽を優先する究極の自己中心的な思考回路を有している。
楽しむためならば、倫理や道徳などかなぐり捨てて、狂気的とすら言える行動を容易く実行する。
他人に対し優しくできない訳ではない。ただ、彼の本性においては『自分に都合のいい存在』か『自分を楽しませる事のできる玩具』と認識できた者に対しては、(自分の悦楽の為に)優しくする。
一言で言えば死線が大好きな狂人。他人を利用することしか考えていない外道。
それでも、自分の気に食わないものに対してはとことん嫌悪し、己の悦楽のために遠慮なく攻撃する。
彼の行動指針の大部分は、第一に『自分が楽しむこと』、第二に『どんな遊びが楽しいか考えること』、第三に『自分の悦楽を満たすためにどう他人を利用するか企むこと』である。
目覚めた異能は『海妖童子』。
その能力は、地球に存在するあらゆる海洋生物の身体的特徴・身体機能を取捨選択し、五つのみ『異能』として肉体に追加する能力である。
なお、一度選択した能力は二度と交換できない。
実質、五つの異能を持つ事が出来るに等しいのだが…………一度に二つの異能を用いる事は出来ないというルールが存在する。
(プロトライダーみたいなもんだ)
◆――――◆――――◆――――◆――――◆
もう満足したから良いや。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます