56話

僕は宿で朝食を済ませると、冒険者ギルドに向かった。


「おはようございます、今日はどうなされましたか?」

「はい、冒険者ギルドにある魔法書を読みたいんですが」

「はい、では二階に上がってもらって大きな扉があるんですが扉の横に水晶があるのでそこに冒険者カードをかざすと開きます」

「わかりました、ありがとうございます」


僕は昨日僕が冒険者カードを作った人と同じ人に聞き僕は二階に上がった。

左は行き止まりなので右を向くと、大きな扉がありその隣に水晶が置いてあった。

僕は指示どうり冒険者カードをかざすと扉が左右に『ゴゴゴ!!』っと言う音がした。


「お、開いた」

僕は扉の中に入ってみると、本がジャンル別にずらりと並んでいた。

本のジャンルは魔法・ポーションの錬金方法・錬成術などがジャンル別に分けてあり僕は魔法が載っている本の場所に向かい、いくつか本をとり椅子に座り本を机の上に置いた。


僕が手に取った魔法書は火、水、風、土、光、黒、白っと言う属性別の魔法書を手に取った。


「なあ、ホワイ」

『はい?』

「このなかで一番覚えたらいいのって何」

『えっと、浅沼様の適性属性が火と白なので適正の魔法書を読んだ方がいいと思います』

「閲覧すればそれだけで覚えれるの」

『はい、覚えた魔法は冒険者カードに浮き出るので』


そう言われたので、冒険者カードを見てみるとスキル欄にストレージっと書いいてあった。


「本当だ」

僕は黙々と火の魔導書と白の魔導書を見ていた。

火の魔法で覚えたのは、ファイアーボール・ファイアーランス・ファイアーウォール・ブルークスソードなどを覚えた。

白魔法は、身体強化のブースト・武器強化のエンチャント・回復魔法のヒールを覚え冒険者ギルドにある図書館から出た。

出るときは、冒険者カードはいらないらしい。


僕はせっかくなので冒険者ギルドにある依頼を受けることにした。

掲示板にはS〜Eのがあり僕はEランクなのでE〜Dの依頼しか受けられなのでDランクのゴブリン討伐依頼を受けることにした。

報酬はゴブリン一体につき銅貨一枚のようだ安いような高いような報酬だ。


「すいません、この依頼を受けたいんですが」

「はい、ゴブリン討伐ですねパーティーなど組まれましたか?」


僕の冒険者カードを作った受付の女性は休憩なのかいなくなり、別の女性に対応をしてもらった。


「いえ」

「大丈夫ですか?」

「どうして」

「ゴブリンはスライム同等に弱いですが仲間同士協力し合う者もいるのでパーティーを組んでからの方がいいと思いますが....」

「大丈夫です。僕は強いので」

「死んでも責任は取りませんよ。一応警告はしましたよ」

「はい」

「では、この依頼を受理します」


僕は依頼を受理をされ、冒険者ギルドを出て、門をくぐり街の外に出た。

「お、昨日のやつじゃん」

「昨日の門番さん」

「借金は払えたか」

「はい、あの魔物を売ったら余りも出ました」

「へえ〜今から依頼をしに行くのか」

「はい」

「じゃあ気おつけてな」

「は〜い」


僕は門番と話、僕は森がある方に向かって歩いた。


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