3月28日 あなたのすべてが上品
プロポーズしてから、
彼女が一層愛おしい。
何故だろうか。
「逸樹くん、見て!」
彼女が嬉しそうに指差す先には、
見知らぬ家の庭に花畑が広がっていた。
「お庭に沢山、花が咲いてるのっていいね」
ふんわりと微笑む、彼女の横顔を見つめる。
ああ、ずっと一緒にいれることになり、
より彼女が愛おしいのだ。
誕生日花:『ドウダンツツジ』
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