2月4日 完全な愛

逸樹いつきくん。今日で付き合って3年だね」

「そうだね。いつもありがとう、桜空」


デートの帰り道。

2人で手を繋ぎながら、夜風に当たった。


不意に真っ赤な一輪の椿を見せる。

君は、とても驚いた顔をした。

けれど、すぐに頬を赤く染めて、

嬉しそうに受け取った。


赤い椿のように、僕たちの愛は燃え続ける。


誕生日花:『ツバキ』

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る