愛屋及烏
狂言巡
登場人物
桐壺カヲル
主人公その1。作家。筆名は『コロン・パルファン』。まだ執筆だけでは食べていけない。
黒目黒髪。垂れ目。癖毛。
人たらしは母譲り。節度はある詮索好き。
好物はラーメンとチャーハン。
両親とは死別。
小鳩海猫
主人公その2。
研修で離島に行った。突然の腹痛でトイレに籠った結果バスに乗り遅れ、紆余曲折あって桜の家に居候中。
桃山蓮美
主人公その3。
真砂聖美
主人公その4。
離島
五つの離島が橋で繋がっている。
いのしま、にのしま、さのしま、よのしま、いつのしま。
◆招待客
ある程度自由は許されているが、殺人とか犯罪行為を起こされそうになったら関係者は全員殺処分。
画家。風景画を好み、人物画を忌避する傾向がある。名が売れて生活が安定するまでは宿木の支援を受けていた。
一番最初に絵を褒めてくれたカヲルを最近見かけなくなったと思ったら金持ちに囲われててヤキモキ中。厭世的ながらちょっぴりロマンチスト。
母と教師が筆を折る事を強要してきたので退学して絶縁した。改名しており、本名は不明。
不倫がバレて逃げてきた学者。
◆島の関係者
椎ヶ本宿木
整形しているので素顔は不明。
資産家。改名したらしく、本名は不明。詩人でもあり『浮船』という筆名も使っている。
よく言って一途、悪く言えば執念深い。
前々職はプロレスラー、前職は護衛で招待客に同行してきた。現在は女装メイド。前々職のあだ名は『鬼蛇』。
鵜野夕霧
宿木に長年仕えている初老のメイド。
離島で農業を営んでいる青年。
学校の授業の一環で野菜を作って楽しかったのが契機。通う学校は別だったカヲルに地元のイベントで「美味しいねぇ」と喜ばれたのもある。
将来の夢を否定しただけでなく、夢に賛同して協力してくれた親友を一家心中に追い込んだ元家族から逃げるために宿木を頼ってきた。
石伏鶴松
コック。
◆招待客ではない人達
クイナ
釣りがしたくて自製の筏に乗ったら離島に流れ着いた少年。天涯孤独で学校(小学校も途中で通えなくなった)にも通っていないのを不憫に思ったカヲルの口添えで小間使いとして屋敷で働く事に。
鶫鶺鴒
海猫の大学生時代の先輩。
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