第18話1年ぶりの民謡演奏会その2

 今回の会場は薄い記憶によると、20年ほど前にプロのピアニストの会場と思って居たが、女房に聞いたら一緒に行ったのを覚えて居てくれた。

 やはりあの会場だったんだと思うと、内心ほっとして出るときは、周りも建物が増えて見つけにくいので、電話番号でナビを設定することにした。


 音響もしっかりして居る事から、三味線の音合わせの用意を忘れないようにして、準備する事だ。

 調子笛と音感知器とコイン型電池の確認。

 今回はこれで会場進行が上手くゆけば、次回も声がかかるであろうと思うので多少手間をかけても良いだろうと思った。


 それともう一つの楽しみはゲストの千葉とし子さん、当然ご主人の尺八の家元で尺八奏者では以前からひときわ目立つ存在であったが、やはり家元になったのだから、自分の聞く耳もまずまずである。


 先回新年会のお誘いがあった時は、他の用事で社内の代理人を立てて失礼したが、そのお詫びも有るので、お二方とも50年来のお付き合いなので非常に楽しみでもある。

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