第9話まとめ!

 歌声運動からギター、カラオケ、民謡、津軽三味線、シャンソンに至るまで年齢と共に私自身の嗜好の変化や、歌に対する思いも変わってきたのである。

 『うた』の語源は訴えるであると以前から思ってきていたが、現在でもそれは変わって居ない。

 然し聞く側からすれば人それぞれで、上手い下手だけで判断する人も居れば、声の良し悪しだけで判断したり、音程だけだったりと色々だが、聞き手の心にどの程度届いたであろうかと思う人は少数派かな。

 個人的にはその辺が非常に残念である。


 音楽でも単に歌だけに関しては、自分で歌うよりは聞く方が楽しいと思えるようになってきている。

 同じ聴くでも真剣に歌い手の気持ちまで聞いてしまう、例えが歌っている歌い手の現在の気持ちはと思いを巡らせながら聞いてみるのである。

 此の事は単に歌に限らず、器楽演奏でも同じで、『どうだ、私の演奏上手いだろう』と見え見えのバイオリン奏者にはたまにうんざりしてしまうのは私だけであろうか。

 これで『音楽と私』を完了いたします。

 お忙しい中ヨムして下さったり、良いねや★やレビュー下さいました方々に深く御礼申し上げます。

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