ある日、現れた神を葬る
ルブブ
第1話いきなり戦えって言われても、、、
神それは人々が敬い信仰した存在。
目上に見ようと人類の敵ではないいつからか人類はそう思っていた。
この世界の今の時代。人類が世界を押さえていて、人類の物かの様に、
この世界は回っていた。人類は昔から政治、経済技術、宗教、農業、さまざまな面で進歩して言った。ある日、1人の哲学者は言った。「宗教に置いて神いつから人間の仲間と言ったか」と。
2025年地球ではある事に人間は恐怖を覚えていた。ある日突然アメリカの首都ワシントンD.C.がある存在によって壊滅状態にされたからである。
それは人でもなく動物でもない。この時代に人間を必要がないと判断した神そのものだった。神はその後も進行を進め地球規模での問題となった。
そして、突如として現れた政府非公認「教会」によって日本の札幌を死守したことから世界にその名が広まることとなった。
俺は東京在住大学浪人生、今日はお金をもらって参考書という名の好きな小説書の最新刊を買いに行こうとしていた。そんな時だった。
雨が降って来た。それは4年ぶりに東京に降る雨で砂漠の様に乾いていた街に潤いをもたらした。だが一瞬の落ち着きは一瞬にして消えて行った。
「ブゥーーーーーン」
低い羽の音の様な音と共にゲートの様な物が現れた。
街では騒ぎを立てて逃げまわっていた。そんな中俺は交差点の真ん中でただ茫然と眺めていた。ゲートの様な物は少しずつ拡大して直径30メートルほどした所で拡大が止まりゆっくりと「それ」は出て来たのだ。頭から尾までで100メートルはあるドラゴンのような物が。それと共に街はさらに騒ぎを立てた。
「キュオーーーーーー」
鳴き声と共に羽による爆風が押し寄せる。さらに口から冷気を漂わせ放出した 瞬間街は一瞬で凍りついた。もう辺りを見ても俺しか立っていなかった。
「キュオオオオオオ」
もう1発今度は間違いなく俺を狙ってさっきのやつを打って来た。
「もう終わりだ」そう思ったが奇跡が起きた。そう目の前を飛んでくる冷気の前に彼女は突然テレポートでもしたかのように立ち塞がり刀で受け止めた。
その人は黒髪で目はまるで氷の様だった。だが紛れもない命の恩人に感謝した。
だが見て分かるほどの威力を持つ攻撃を受け止めるのが精一杯な感じだった。
「ポタッ」と血が落ちる音が聞こえた気がした。15分ほど奮闘しただろうか。彼女の目からは血が滲み出て、いた。そして彼女は小さい声で、
「封、、、印」
と言って刀に全力の力を入れて数秒後刀が赤く光った。それはまるで彼女の苦痛と血の色を表しているかの様に真っ赤に染まり美しかった。
「ゥアァァァァァ」
彼女は精一杯の力で叫び力を入れた。手や足顔など至る所から血が落ちる。
それでも彼女は諦めなかった。奴の攻撃を受け止め切った所で彼女は足を踏み切り奴の額に刀を当てた。そうすると刀からの光に奴は飲み込まれ気づいた時にはそこに奴はいず代わりに刀が奴の体の色の様に照り輝いていた。
「ッッッ」といきなり左目に痛みが走った。ポタッと眼球から落ちる血、そして奴の作った氷に写る俺の目には怪しげな模様が写っていた。
「クッソッッッ」
頭がクラッとなり俺はそのまま気を失った。
目が覚めた。
知らない天井を眺め起き上がる。
「おはよう」
そして知らない声。いや正確に言えば知ってはいるが声と顔を見るのは2回目だった。俺は飛び起きて聞いた。
「ここはどこなんだ」
小さな病院の個室のような所のベッドで俺は眠っていた。
突然の質問に彼女は本を読みながら言った。
「ここは私たちのアジトよ」
アジトってなんかの基地のことか?と訳が分からないことを聞いていたら急に前の痛みが走った。
「ツッッッ」
右目がまるで押されているように痛い。俺は片手で左目を押さえた。
「まだ眼が痛むのね」
彼女は少し驚いたようにいった。
そして彼女は立ち上がって部屋のドアノブに手をかけ振り向いて言った。
「ついて来なさい」
俺は言われるがままに彼女について行った。
この地下室の様な建物は思っていたより広く壁や床はコンクリートでできていた。俺は少し歩きある部屋のはしごを使って外に出た。今使った入口は外からでは見当が付かないほどだった。出たのは裏山の様な場所で近くに古びた鳥居が置いてあった。
「私たち教会は前の様な事が起こった時速攻で処理する役目があるの。貴方には私たちと一緒に戦う才能と義務がある。そのためにも能力の封印を1度完全に外す必要がある。って言っても貴方にはまだ分かんないだろうからまずは今の 現状、現実を知ってもらう必要があるから」
と言って俺を突き放して鳥居を潜らせた。
「恨まないでね」そう言った気がした。俺は前に転けた。
「クッソ」そう言って起き上がって見た景色はさっきとは違う景色だった。
俺がいた神社は突き放され起き上がった時にはさっきとは違う古びて人気の無い神社だった。
「グルルルルッ」
後ろから獣の気配がして後ろを振り向いた。
その気配の正体は口から炎を吐いた狼の様だった。
ソイツは今にも飛び付いて来そうだった。
俺は背を向け全力で走った。
だが鳥居を潜ろうとした所で“見えない壁”の様な物に当たった。
再び見るとジワジワとこっちに近づいて来ている。
「グァッ」
相手が噛み付く様に飛びついてきた。その時だった「ドスッ」と重い物が落ちた音が聞こえて来た。その音の正体は相手の首が切り落とされた音だった。
「あぁ危なかった」
ハアハア息を立てながら安心した様に彼女は言った。
「全力で走った甲斐があった、、、」
彼女はそう言った。この荒い息は恐らく何処かから全力で走ったせいだろう。
「で、だいたいわかった?」
彼女は手を足の膝に付けながら言った。
「まあこの世界に化け物がいたんだな〜〜くらいの事がな」
俺はなんとなく持った感想を言った。
「も、もしかして貴方テレビ見ない人?」
唐突の質問に先程の話との関連性を見つけようとするがやはり理解が出来なかった。
「家にテレビないけど、、、」
俺はそれだけ言った。すると彼女はテレビで公開されている今や社会の一般常識
となった神のことや教会などさまざまなことを教えてもらい改めて自分の無知さを知ったのだった、、、。
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