10日目
誰にだって辛い経験はある
それは過去かもしれない
それは今かもしれない
それはこれからの経験かもしれない
一部の人はそれを乗り越える
一部の人は負けてしまうこともある
一部の人はそれに押し潰されてしまう
負けることが弱いとは言えない
乗り越える人を強いとも思いたくない
辛いと感じることは人によって違うから
乗り越えた人でも、他人の辛さを経験したら負けるかもしれないから
いろんな人がいるけど、多くの人はそれを乗り越えたい、変えたいって思ってきたはずなんだ
じゃあ乗り越えた人は何をやったんだろうって考えた
きっと心の強さもあったと思う
環境やタイミングが良かったのかもしれない
人それぞれの内容であっても、これだけは共通してるってことがあると思う
それは周りに支えされたこと
1人で乗り越えた気になってるのかもしれない
自分は強いと思ってるのかもしれない
けどその時の自分になるまでにどれだけ人との縁があった?
どれだけの人に想われて、どれだけの言葉をもらった?
いつの自分であっても、生まれてから1人だった人なんていない
ずっと誰かと生きてきてる
想い想われて自分が作り上げられるとしたら、きっと1人で乗り越えてきた人なんかいない
いつだって誰かの力に支えられて生きているのが人なんだ
そう思って生きていたい
そうであってほしいと願わずにはいられない
自分に関わってくれた全ての人に感謝がしたい
亡くなった命にせめて価値があるものだったと思いたい
失ってしまった命が無意味だと思いたくない
全ての人が夢や目標に辿り着くわけじゃないけど、せめて全ての人が無駄じゃないと思っていたい
人のための世界なのかは分からない
それでも生まれたことを誇りに思いたい
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