見たいアクトについてあれこれ
FFKT2022 #1【Andy Stott】
イギリスはマンチェスターのダンスミュージックレーベル・ModernLoveの看板役の一人、Andy Stottさん。ノイジーで破壊的な美しさを持つダブテクノ/ノイズ・インダストリアルの巨人ですが、開催中止となったFFKT2020に続いてアクトを務めるという事で楽しみで仕方ありません。
僕が所有しているレコードはアルバム『Passed Me By』、『It Should Be Us』、『Never The Right Time』の三枚に、同レーベルの看板を背負う盟友・Miles Whittakerとのユニット・Millie & Andreaのアルバム『Drop The Vowels』の計四つになります。できる事なら全てのレコードが欲しいところなのですが中々手に入らないのが辛いところ。
元々、ModernLoveとはMiles Whittakerのアルバム『Faint Hearted』で出会い、こちらも僕の音楽趣味に大きな(悪)影響を与えた作品です。その次に興味を持ったのがAndy Stottでした。
YouTubeなどでライブの映像を探すことが多いのですが、残念な事にAndy StottやMiles Whittakerの映像はあまりなく、イギリスを発祥とする、ダンスミュージックイベントとそのアーカイブを行うBoiler RoomにはDJセットでのアーカイブが残っていますが、マシンライブという点ではガッツリとした映像があまり存在しません。特にMillie & Andreaでは、オーディエンスが手持ちのカメラで撮影したライブ映像がいくつかある程度で本当に情報がありません。
とは言え、それら数少ないライブ映像に映るMillie & Andreaのパフォーマンスは本当にめちゃかっこいい。マイク性能の関係で音割れしてしまっているノイジーで破壊的なドラムンベースが心臓に直接アタックしてきます。こちらもいずれ直接味わってみたいものです。
さてAndy Stottですが、2012年にBoiler Roomで行ったマシンライブの映像がアーカイブに残っています。時期的には『Passed Me By』や『Luxury Problems』をリリースしたあたりでしょうか。この時期のAndy Stottは特に尖っていて、近年は割とわかり易くてポップな作品が多い印象があります(?)が、この時代は、邪悪な古代の鉱物がゴリゴリと音を立てながら暗闇の奥から迫ってくるような緊迫感があり、特にかっこいいです。
直近のライブ映像があまりないのが惜しいですが、FFKTではどのようなアクトを行うのか、楽しみで仕方ありません。
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