第252話 餃子の皮の月 🌓



 長袖Tシャツにストールを巻いて朝の散歩に出かけると、上空に餃子の皮を半分に折ったような白い半月が、なにやら遠慮っぽ~い感じで小さく浮かんでいます。(笑)


 しばらく歩いて行って空を見上げると、あらら、もう半月は見えなくなっていて、代わって、早くもうろこ状のいわしになりかけの秋の雲が、気ままに漂っています。


 背丈ほどに伸びた芋畑の隅の方では、向日葵も鶏頭もダリアも枯れ始めて……。🌻

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