4月18日
本当のことなど何一つ存在しない。
なんのために書くのか。答えはそこら辺に転がっていない。転がっていればいいのに。転がっていることはない。
怖いものは何だろう。世の中には怖いものがあふれている。一つ一つ挙げていくことができないくらいにたくさんの怖いものがある。じゃあなぜ怖いのだろう。
何か書きたい。ホラーでも書きたい。ホラーのアイデアはあるか、多分ある。けれどそのアイデアたちを確認することが面倒だと思う。そもそもあまり書く時間が取れない。いつだって忙しいものだから。
忙しくなくってもあまり書けないだろうに、それでも忙しいときよりは書けるのだろう。忙しいとき書けない理由は時間がないから、忙しくないとき書けない理由はやる気が起きないから。多分やる気があるのは忙しいとき。忙しいときはあれもこれもやりたいと思う。
本当は時間が取れないほどの忙しさなどない。その証拠にいくつかのやりたいことはやっている。けれどそれはどうして? やらなければいけないことを後回しにしているからじゃないの? それなら時間がないのと同じ。どうしてそんなことになるのか。
何も見えない。それは何も見ないのか、何も見ることができないのか。どちらも同じこと、とも言える。けれどそれを区別しなければいけない。それが必要なことだから。
夢の先に手を伸ばす。道先案内の蝶たちは何も語らない。
その道は輪の中心。そこに立てるだけの魅力がある。けれどまだ、まだ遠い。たどり着くために必要なものは何か。
そう、見つけてくれてありがとう、その言葉が全て正しい。何かきっかけを作れないものか。こちらからできることは。
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