ss ツンデレ

コピぺするのを間違えて、未公開の方を載っけてしまいました。

見ちゃった方は是非忘れて下さい(笑)


先程のやつは第2章終了時に公開します。




結人は、あまりテレビやインターネットを利用しないため結人の情報源は基本的に周りの人間か、本だけだ。東京校に入学する前はさらに酷い状態だった。

一方の咲夜の方はというと結人とは真逆で最近の流行などをとりいれるためよく利用している。もちろんそのほとんどが結人のためだ。

また、咲夜の運営する結人とのラブラブな生活を書いているブログはなんとフォロワー30万を超えている。

そしてそこで得た情報をよく日頃から実践しているのだった。




             *




「ツンデレ・・・ですか。最近この行為をおすすめされることが増えましたね・・・ちょっと調べてみますか・・・」


最初の方はそこで得た情報をすぐに行動にうつしていたが最近はフォロワーが増え、偽情報も増えてきてしまったので、特に多かったものだけを採用していた。


「なるほど、わざと相手に対して冷たく当たる。そして時おり甘える事によってギャップを作るということですか・・・これは実行の余地がありそうですね。フフフッ、結人さんの反応が楽しみですね♪」




              *




「ただいま~」


「おか・・・ハッ」

(危なかったです・・・私ったらいつもの流れでお帰りなさいのキスを要求するところでした。)


「遅かったね結人、さっさと手を洗ってご飯の準備してくんない?」


「ん⁈」


いつもなら必ず「おかえりなさい。」を言ったあとおかえりなさいのキスを要求をしてくる咲夜とは思えない行動に耳を疑う。


「ほら、早くしてくんない?私忙しいんだけど。」


「う、うん。」


(おかしい・・・さっきの対応。不満がある時はいつも早いうちにその場で言う咲夜がこんな対応を・・・僕なんかやっちゃったけ・・・)


咲夜は演技力が非常に高い。そこでここに来る前にアニメやインターネットで購入した電子書籍で予習していた。そのため完成度は物凄く高かった、ただしそれはの時だけだ。


手を洗い席についた所で結人は咲夜にツッコミを入れた。


「あの、ところで咲夜、色々とツッコミどころが満載なんだけどまずはその髪、いつもは銀髪にロングなのに金髪に染めているしツインテールだしどうしたの?」


「ゆいっあんたに関係がありっある?」


「ご、ごめん。」


(・・・ごめんなさい結人さん。この髪の毛はインターネットでツンデレは金髪のツインテールがやるものだと書いてあったので急遽魔法で染めたんですよ)



「「いただきます」」


普段は楽しい雰囲気に包まれる夕食がまるでお通夜のような雰囲気になっている。


「今日遅かったけど何かあったの?」


「い、いや特に何もなかったよ。でも心配してくれてありがとう。」


「・・・べっ別にあんたの心配なんてしてないいんだからね。」


(この反応、やっぱりこの前、樹に借りた漫画の中にあったツンデレってやつかなこんな感じなんだ・・・正直めっちゃいい、最高だ!)

初めてのツンデレに興奮する結人。


(結人さんどう思っているのでしょうか・・・もしや結人さんにツンデレ作戦のことを気付かれて・・・いえ、それはないでしょう。あの鈍感な結人さんが気付いているはずがないでしょう。)

※気づいています。

(なんせこの前のクリスマスの時もせっかく時間をもらえたのに全く構ってくれなかったしこの前も・・・ってそんな事を考えている場合じゃありませんでした。作戦を次の段階に進めなきゃですね。)


「あのさ、私最近不満があるんだけど。何だかわかる?」


(!!!僕最近何か咲夜が怒るような事したっけ・・・何も思いつかない・・・)


何も思いつかなかった結人は素直に白状する。

「ごめんなさい、心当たりないです・・・」


「そうなら別にいいけど・・・」


(・・・これだけアピールすればもうちょっとかまってほしいという私の願いが伝わると思ったのですが・・・失敗みたいですね。)


「・・・」

「・・・」


お互い気まずくなって何も言えずに黙々とご飯を食べる。

必死に話題を探すが思い浮かばない。

気がつくとお茶碗が空になっていた。


「「ごちそうさまでした。」」


二人で食器を洗い、二人で順番にお風呂に入る。もちろん無言で。

いつものソファーに座る。

ただここで問題が発生した。

このツンデレ作戦によって思った事がある。


((きっ気まずい・・・))


「・・・じゃあ今日はもう寝るか。」


「そうですね。特にやることもないし。」


普段ならこのままイチャイチャタイムに突入するが、何もする事ができない2人はで同じベットに潜る。


「「・・・」」


しばらくの間、また空白の時間がやってくる。


だが、そんな時間は長くは続かなかった。


「結人さん・・・ごめんなさい・・・私が悪かったです。だから・・・元に戻ってくれませんか。私、凄く寂しいです。」


咲夜は我慢が出来なくなり、結人の背中に抱きつく。


「怒っていないから大丈夫だよ、咲夜。まぁ最初の方は結構ドキッとしたけどね。でも途中からちょっと、いやかなり僕もその・・・寂しかったし・・・。」


「ありがとうございます、結人さん。」


「これからは気をつけてね、咲夜。その・・・結構よかったけど。」


「それなら私も少しは実行した甲斐があったみたいですね。」


「そうだね・・・さて寝るか。」


「そうですね。おやすみなさい、結人さん」


「うん、おやすみ、咲夜」


咲夜は髪の毛を戻し、2人はながら眠りについた。




             *




#ツンデレ計画 #彼氏可愛すぎ


ツンデレやってみたけど失敗だった(´;ω;`)

想像以上に難しい・・・

でも、最後に彼に甘えられて結局勝ちかな♪

アドバイスくれた人ありがと♪


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