ロシアンティーの呪い 

雨の日が続く休日


憂鬱な気持ちを拭い去る為に


私はロシアンティーを淹れることにした


赤い紅茶を青い薔薇の模様が描かれている白い陶器に注ぐ


午後に一息入れることが出来るこの時間が幸い


嫌な事も辛いことも、温かいロシアンティーと共に忘れましょう


唇に感じる孤独すらも


ああ、この香はまるで呪いのようね


私はずっとこの呪いから解き放たれることはないのでしょう

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