　通勤途中に桜が咲き始めていることに気づきました。

　別の場所では梅が満開。

　これじゃあ卒業式さえ桜が

　散ってしまっているかも……

　日本は四季のある美しい国だ……った、になりそうですよね。

　すでに二季なんて言葉もチラホラと聞こえてきます。

　やだなあ、二季じゃあ。

　昨日は、モヤモヤとしていましたが、実際に会社に来て動き始めるとスッキリしました。

　私が悩んだところでどうにもならない問題で時間を消費するのは馬鹿らしい。

　中高年は社会で力を発揮出来る期間が限られてます。

　自分自身でも、あと何年やれるだろう?と常々考えています。

　十年前よりも明らかに劣っているスピード。

　五年前よりも、だんだんと衰えてる記憶力。ちょっとした計算も、何もかも衰えてる。

　伸びているのは忍耐力と応用力かなあと思います。

　面の皮が厚くなった分だけ、色々な事を受け入れる事が可能になりました。

　若い頃ははいちいち尖ってたなあと、自分のことながら、可愛いとさえ思える。

　この先、会社で働ける時間はあと何年？

　毎日が貴重に思える。

　子どもたちは自立して、私の手を必要とする事はほとんど無くなり、逆に心配される立場になってきました。

　ご近所の高齢者の方を見ると、本当に『老い』って個人差が大きいと思う。

　私はどんな風に老いるのだろう。

　子どもたちに負担をかけたくないけれど、きっと誰だってそう思いながら、老いて世話をかけずにはいられなくなるんだろうな……。

　健康に老いたい。

　できるだけ。

　春は色々な事をしょうもなく考えちゃいます。

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