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  • 教室で、ひとりへの応援コメント

    自主企画『【短編限定】より良い作品を書くための意見交流会』にご参加いただきありがとうございます。主催の森山満穂と申します。作品を拝読致しましたので、感想を書かせていただきますね。

    まず主人公のリアルな心理描写がいいですね。冒頭は特に良かったと思います。些細な仕草に宿る卑屈さ、鬱屈としている中でも心の奥底でその輝きに焦がれている自分がいる、という制御できない揺れ動く感情がまさに青春を生きる等身大の少年を表していて、すごく良かったと思います。学生時代、私も主人公のような子だったので、個人的に共感できる部分が多くありました(笑)

    琥珀という宝石のチョイスがまたいいですね。ぱっと誰もが一瞬で美しいと思うような圧倒的な輝きを持った宝石ではなくて、純粋ではないどこかくすんだ輝きを孕んでいる宝石。主人公の心理とリンクしているようでとても良いモチーフだなと思いました。その琥珀の輝きを二面的に上手く表現に取り入れている点にも好感を覚えました。

    そして、気になる点を少し述べさせていただきますね。
    一番気になったのが「~て」「~で」で終わる文章が多いことです。 完全に言い切っていないので、読んでいて少し落ち着かない気持ちになりました。中途半端で不安定な感じが思春期特有の雰囲気を醸し出していて良い気もしますが、適度に言い切ってしまった方がいいところもあるので、そこはスパッと「~る」「~た」と終わらせた方がいいと思います。

    それと、これは細かいことなのですが、三点リーダ(…)は二つ並べて使うのが一般的です。(例「でも……」)意図して使われていないのであれば直された方がよろしいかと思います。

    長々と失礼しました。あくまでも個人的な意見ですので、参考程度に読み流していただければと思います。若子さんの今後の執筆活動がより豊かなものになるよう祈っております。重ねてにはなりますが、企画に参加していただきありがとうございました。

    作者からの返信

    貴重なご意見ありがとうございます。頂いたアドバイスを頭に置いて、これからの創作活動に活かしていこうと思います。
    こちらこそ、森山さんの素敵な企画に参加させていただき本当にありがたかったです。企画を開催してくだり、ありがとうございました。