孤独に暮らしていた俺に巻込まれ召喚で可愛い妹達が出来ました

春葵

第1話 巻き込まれ召喚

◆異世界生活初日


 俺の名は菖蒲礼司あやめれいじ

29歳の半ブラック企業に勤める普通の独身サラリーマン

両親や祖父母は既に他界しており一人っ子の謂わば天蓋孤独の身だ


それは

年度末が近いため

有給消化で長期休暇を貰い

愛車のSUVで北海道のキャンプ地を目指していた時の事だった

突然の激しい光とともに俺の意識が飛んだ


礼司)「んっ!何だ此処は!?」


俺が意識を取り戻すと

大勢の甲冑姿の兵士達に取り囲まれ

石造りの大広間にいたのだ

たぶん海外の石造りの地下室だろうか?

その背後に学生ぽい連中と大人達が大勢

何故か派手派手しい凶メイクの

オバさん達が多い

なんだ此処は?


学生)「おーいボク〜!

やっとお目覚めかよ!?

全く面だけがイイだけのショボガキだぜ

オーイ!此奴がオキニの女供良く見ろ!

此奴は今すぐ廃棄なんだよ!

なあ〜枢機卿さんよ!」


近付くにいた人相の悪い学生に

何故か俺は罵りを受けている

その横には同じく人相の悪い

ニヤけたスーツ姿の中年デブオヤジ

てっ云うかもうすぐ三十だと云うのに

ボクは流石に無いだろ?


そして生意気そうな学生達が

態々醜くく歪めた顔をしながら

今の状況を説明をしてくれた

要は俺が意識の無い間に鑑定を受け

追放が決定したらしい

そんな事をヘラヘラした顔で教えてくれた

此奴等相当性格が歪んでるな

すると外国人らしき醜いデブい老神父の様な人物が俺に声を掛けて来た

まるでニュースで見たローマ教皇の様な出立ちだ


老神父)「まさか

貴様の様なクズが混ざっていようとは

全く持って気分が悪いワッ!!

貴様の様な無能者のクズは要らぬ

追放ジャッ!!」


何人かの女子学生達が老神父の怒声に驚いたのか「「「ヒッ!」」」とっ声を上げた

でも生意気そうな男子学生達とデブオヤジは

「「「ヤッター!」」」と声を上げ

近くに居た大人達と一緒に笑顔で喜んでいた

中にはよっしゃーとガッツポーズ

一体何んなんだよ?

サッパリ意味が分からん


礼司)「追放ってなに??

オレこの爺さんに何んかしたんか??」


老神父が何やら変な言葉を唱えると

俺が倒れている床に赤く光る円形サークルが突如現れ

次の瞬間わずかに目眩がして

またしても俺は違う場所に居たのだ


礼司)「今度は何だーー!!

此処何処!?

わたしはだ〜れじゃ無かった」


わたしはだ〜れ

で無かった事に俺は少し安堵した

どうやら自我と記憶だけは有る様だ

そしてまたまた違う場所!?

マジックショーかよ

今日と云う日は一体何なんだ!

最悪だっ!!

もしかして夢なのか!?


礼司)「此れは夢でも流石に寒い!

今度は雪混じりの寒風吹き荒ぶ平原?」


其処は強風の平原地帯だったのだ

流石に倒れてると凍った地面が冷たいので

慌てて俺は飛び起きた

だが余りにも寒過ぎる

何処か避難出来る場所は無いのか!?

余りにも冷たい横殴りの強風を浴び過ぎて

このままでは凍えて死んでしまう

俺は直ぐに近くに有った地面に空いた窪地に身を屈め強風を避けた

風を避けれたため少しだけ落ち着いた


礼司)「しかし

今までの流れは一体何んだったんだ?

まるでマジックショーだぞ

次々と変な場所に飛ばされるし

まさか夢?

流石に夢でも此れは寒過ぎるぞ!

もしかして俺死ぬのか?」

なんて事を考えていると

突然頭の中に声が響いた!


『ステータスと唱えて下さい!』


俺は頭の中の声に驚き立ち上がったが

仕方がないので俺は素直に「ステータス!」と唱えてみた

すると突然眼の前の空間に

背後が若干透けて見える

パソコン状の画面だけが現れた

そして其処には日本語で書かれた文字が


==========

◇ステータス

名前・・・・レイジ アヤメ(菖蒲礼司)

年齢・・・・14歳

職業・・・・半神


戦闘レベル・10/無限(補正極)

魔力レベル・1000000/無限


◇創造神の加護

全治癒魔法能力・・5/EX

全神眼鑑定能力・・5/EX

時空間無限収納・・5/EX

全基礎魔法能力・・5/EX

全言語理解能力・・5/EX


◇使用可能基礎魔法能力

炎1/10  緑1/10

水1/10  光1/10

風1/10  闇1/10

土1/10  無1/10


◇使用可能魔法

念話能力/半径10キロ圏内

付与能力/(未開放)

錬金術/(未開放)

飛空魔法/(未開放)

転移魔法/(未開放)

==========


礼司)「何だコレは!?」

すると頭の中にまたしても声が


『現在のレイジ様の能力値です

今まで隠蔽していた記憶を呼び覚まします

以後私が神眼鑑定として此の世界のガイドを努めさせて頂きます』


暫くすると

礼司)「あっ!!

思い出した!!」

俺は無くしていた記憶を今全て思い出していた


此処は異世界のとある惑星のガデイア

この惑星の人間が行なった

悪しき勇者召喚に巻き込まれ

俺は時空間に有る虚無のはざまに弾き出されていた

其処をガデイアの創造神様から

助け出されていたのだった

創造神様は

地球に戻すと俺の肉体や魂が崩壊するので

今の悪しき召喚に一旦便乗し

この世界に来る事になった

俺のステータスは隠蔽され魔力無しとなり

一旦記憶も消され

そして無事追放されたと云う訳だ

あのままだと鑑定されてしまい

戦争に駆り出され

使い潰されていた可能性すら有ったからだ

そしてその時創造神様が俺に対し能力を与えてくれると言うので

簡単に叶えてくれそうな事をふたつ願ったのだった

それは未知の世界で

最低線金に困らないで生きていける能力と

食うには困らない能力だった



====================

現在出張中のため

PC環境に有りません

スマホで遊びながら書いてます

スマホは少し行間がおかしい気がします

読み辛い部分が有るとは思いますが

お許し下さい

たぶん暫くは帰宅出来無い感じです

理由を少しボカして書きます


皆さん良くご存知の

税金溶かしオジサンが

マイクパフォーマンスで暴れています

自分の行ないが理解出来無いのでしょう

ですが私自身にとっては

現場仕事が増えるので有難い事です

まっ半分以上は

彼のお陰で帰宅出来無いでいます


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