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第二部 エピローグ ― めでたし、めでたしへの応援コメント
この度は『熟読&批評します』企画にご参加いただき、ありがとうございました。
主催者の島流しにされた男爵イモです。友未様との交流は『No Goodの里』以来ですね。その節は大変お世話になりました。
さて、それでは作品に関する話題に入っていきたいと思います。
作品の方は一通り拝読致しました。気になった点は後述しますので、まずは良いと思った点から。やはり、ノスタルジックな雰囲気は本作の最大の強みといえます。子どもの頃に思い描いた冒険、幻想的な世界といいますか。成長するにつれて失われていくであろう感性が、読み進めていくうちに呼び覚まされるような感覚に陥りました。普段は「こんな展開、ありえないだろう」や「そんな生き物はいない」と一蹴する内容も「昔、こんなことを想像したな」という風に記憶がなぞられていく。年齢層によって感じ方は多種多様でしょうが、私にとってはノスタルジックな気分に浸ることのできる作品でした。児童文学の趣がたまりません。ベクトルは違うものの、キャラや展開は『エルマーのぼうけん』を彷彿とさせ、独特な世界観からは他にはない一意性を感じることができました。
内容に関しても、絶妙な味付けがされていたように思います。そこまで意図されてのことかはわかりませんが、年齢に応じて解釈が変わるような場面が多々ありました。たとえば正直御苑の面子の価値観や、銀河の年を取ることへの焦り、デュラン・デュランのロボットゆえの悲観など。どれも物語の一部にすぎないと割り切ることもできる一方で、それの示唆するものは哲学的であったり、同時に我々の永遠の命題であったりと。思わず止まって、何度か読み込む場面がしばしば。深読みしすぎかもしれませんが、そうしたメッセージも読み取れました。言うなれば、絵本などでみられる現象ですね。子どもの頃は物語の中身だけが好きだったけど、大人になって読み返すとその根底にあるテーマに驚かされる。それに似たものが本作にはありました。私の場合は作品を深読みすることはできても、自発的にそれを創作物に落とし込むことはできないので、友未様の発想力は羨ましい限りです。こうした感性を養いたいものですね。
では、続いては気になった点を述べていきます。
それぞれ番号を振って、順に解説します。
➀読者を引き込む力
➁本作のターゲット層
➂設定の後出し
まずは➀、読者を引き込む力について。
これは序盤においては弱い印象です。理由としてはアリス3号の言動やチュラの特異性を強調しすぎるあまり、文字数に対して展開が遅くなっていることが挙げられます。つまりは冗長なスタートになっているのです。それにより、話運びの意外性も失われています。見知らぬ土地でハプニングに見舞われることは予想がつきますし、アリス3号が起点になるのであろうことも流れからは把握可能です。当然、これは「お約束」として考えることもできます。ですが、それでは本作の強みを読者に伝えそびれてしまうのではと思うのです。ポチや正直御苑のくだり、村々の話など。仮に読者が序盤を読んで「定番だな、続きは読まなくてもいいや」と感じた場合、これらの要素は日の目を浴びることなく終わります。それでは非常にもったいないです。通読したからこその感想ですが、本作は正直御苑から話が動くといっても過言ではありません。もっと詳しく説明するなら、第一部のVI:新文明からです。この回からが本領発揮といったところでしょう。ですので、ここに達する前に読者に見切りをつけられないようにすることが喫緊の課題となります。
幸い友未様は文章力が高く、物語には掴みもあるので安心して読み進めることができます。そうなると残る問題は「どれだけ速く、作品の見せ場まで読者を誘導できるか」だけです。このことへの対処方法は序盤の文字数の切り詰めと、展開に意外性を持たせることです。前者においては、アリス3号の概要説明や情景描写を一部省略されてはいかがでしょうか。この辺りのことが、文字数を余分に消費している要因となっています。本作はラノベというよりは文学的な側面が目立ちますが、前提にはジュヴナイルがあることと思います。そうであれば、まずは「わかりやすさ」が重要になるはずです。細かな描写はときには抽象化させ、要点のみをまとめることも一つのテクニックです。これはもう少し掘り下げておこう。この場面は何度も登場するから、描写は軽めでいいかな。という風に序盤で書くべきことが厳選されれば、結果として文字数は省略されて、読者の関心は本作の醍醐味である部分まで続くと考えます。後者に関しては、「お約束」の枠を超えた奇行や展開が挿入されれば、良いアクセントになるのではないでしょうか。たとえば人喰い花の毒を受けた銀河がアリス3号には目もくれず、大木相手に口説き始める。それを見たアリス3号が、嫉妬でレーザー砲を乱射。騒ぎを聞きつけたポチが現れ、場は大混乱に。それくらいのスピード感があっても、序盤のつなぎとしてはそれなりの役割を果たすものと考えられます。
続いては➁、本作のターゲット層。
素朴な疑問になります。作品のタグにはジュヴナイルとあったので、十代前半をターゲットにされているのでしょうか。それとも十代を含め、幅広い層を対象としているのか。もしも前者であるのなら、地の文と台詞の配分がネックになっていると感じた次第です。前述した内容とも被るのですが、本作は地の文がやや多いです。これでは読書慣れしていない人や、ラノベ好きの読者は目が滑ってしまう恐れがあります。中には地の文が多いだけで、作品を「くどい」と切り捨てられる場合もあります。ですが、本作は地の文の表現が強みともいえますし、台詞主体の作品に切り替えるなんてことは土台、無理な話でしょう。そこで、台詞で情景描写を補足することを提案させていただきます。地の文で説明が為されている点を簡単に台詞でまとめるのです。ポチとアリス3号の、取っ組み合いの場面がわかりやすいでしょうか。ここでは闘いの様子やポチの容姿、決着の三点が地の文で説明されます。これを一部、台詞にして端的に書くのです。銀河がポチの動きや特徴をアリス3号に伝える、頭の数や容姿に驚く台詞を設けるなど。そうした内容が挟まれると、読者は少ない字数で状況を把握できるようになります。ひいては「わかりやすい」ことにもつながるはずです。
そして➂、設定の後出し。
こちらは物語終盤の話になります。予定調和とも考えられますが、アレグレットの登場及びアリス3号の複製機能は強引さが目立ちました。物語を締めることを急ぎすぎたせいで、展開が駆け足になっている印象も受けました。なまじ中盤の仕上がりが非の打ち所がないものだったので、余計に違和感が大きかったのかもしれません。このことについては、内容を作中で仄めかすことが解決の糸口になると思います。預言者の情報を多めに開示したり、二人に思い当たる節があることを匂わせたり。アリス3号も同様、熊神との闘いのときにでも、「最終手段は使わずに済んだ」という風に仄めかしても面白いかもしれません。そうした細かな下準備がされていたのなら、後出し設定も納得のいくものになるでしょう。
最後に二点、少し気になったことに触れておきます。
一点目は、小説を書くうえでの基本ルールについて。これは大半が守られていた一方、一部のことが守られていなかったのが引っ掛かりました。以下の二つです。
・三点リーダーは偶数個で使う。
・「」内文末を除き、感嘆符や疑問符のあとは全角で一マス空ける。
強いこだわりがないのなら、これらのルールも順守された方がよろしいかと。
二点目は誤植について。
第一部 VII:「ナルホド、ニンゲンデモタメシテミミナクテハ …」→「ミ」の重複。
第二部 XII:ずっと向うの峰には深い緑に包まれた正直御苑の姿ががわずかに覗き、→「が」の重複。
以上になります。
もし批評に関してご不明な点や不備があれば、私の近況ノート『11/3開催 自主企画専用ページ』にて対応致します。ご要望に応じて批評内容の解説も致しますので、気軽にお申し付けください。少しでも、作者様のお役に立てたのなら幸いです。
作者からの返信
島流しにされた男爵イモさま、素敵なご批評をお聞かせ頂き有難うございました。気になっていながらご返事が遅れてしまいましたこと、お詫び致します。これほどていねいで率直なご批評に、形式的なお礼の言葉だけでは失礼かと思いつつも、時間の取れないまま創作や自分の企画にかまけて先送りしているうちに10日も経ってしまいました。申し訳ございません<(_ _)>
さて、内容に関して気になるとご指摘頂いた三つの点につきまして、友未も自作への見方や考え方を率直にお伝えさせて頂きたいと思います。
➀読者を引き込む力
これについては、男爵イモさまと友未の自己評価が真逆でした。もっとも、掴みの悪さや展開の遅さについては、そう感じられる読者も多いだろうと納得できる所です。にもかかわらず、友未自身はこの作品では、第一部の最初の三つの章と、第二部の「喧嘩」の章以降に愛着と手応えを感じており、中間の部分はそれに比べるとやや弱いような気もしています。それは、友未が個々のエピソードや展開の面白さより、ひとつひとつの地文や台詞や言い回しの言葉そのものの中に、バディーものとしての可笑しみやぬくもり、また古く良き懐かしさを込めて行きたいと願った姿勢によるものかと思います。お気づきの通り、この物語はストーリーやイメージ自体としては大して独創性のない昔からよくある定番的な借り物でしかなく、いわばカリカチュア的な「乗り物」であるに過ぎません。ですから、筋書きの面白さやイメージ的な意外さを追う読者にとっては、ありふれた退屈な読み物で終ってしまうおそれもありますし、個々の文章そのものを内容として楽しみたい読者にはテンポの遅さも意外に歓迎して頂けるのではないかと願っています。
➁本作のターゲット層
これについてはただただ平謝りさせて頂くばかりです。この作品に限らず、友未は読者の年齢層を予め想定して書いたことが殆どないのです。この作品も一応ジュブナイルと銘打ってはいますが、それは「敢えて言えば」といった程度のニュアンスで、実際は友未が自分の書きたかったことを書きたかったスタイルで書いただけだとご理解下さいませ。ですから、友未自身の中身を反映して、子供作品としては言葉の難しい所や、大人作品としては発想の幼稚過ぎる所がアンバランスにもつれ合い、おまけに悪戯心で胡乱な単語や言い回しを投げ込んだりしてしまって、混乱の極みだと思います。叶う事ならこれも自己表現行為のひとつの姿なのかとお目こぼし頂ければ幸いです。
➂設定の後出し
につきましては全く予想外のご指摘でした。と、申しますのもアレグレットの登場も、アリス3号の蘇りも、作品書き出しの当初からプロットに組み込んであった数少ないシナリオの一つであったため、自分では何かを急いだつもりが全くなかったからです。先の ➀読者を引き込む力 でのご指摘については、一つの見方として十分に納得のいくものだったのですが、➂のご指摘は青天の霹靂でキョトンとしてしまいました。そうですか。「強引」な印象でしたか。アレグレットについては物語全体の世界観の設定に必要不可欠なトリックスターとして最初からこの形での種明かしを予定していました。ただ「後出し」というのはとても良い言葉で、確かにその「後出し」が当初からの狙いだったのです。一寸法師アリスについては場当たり的な思い付きでもなければ後出しの自覚すらなく、自分ではこれくらいが過不足のない描き方だと思っていたので、さらにびっくりでした!とはいえ、様々な点でいい加減さを許していただける前提で成り立っているような所もあるお話ですので、真面目な読者からはもっと緻密に、筋を通して書けと叱られてしまうかもしれないと、今はじめて気づかされました。
小説を書くうえでの基本ルールについてのご意見もありがとうございました。このうち三点リーダー表記については、友未は確信犯ですのでお赦し下さい。三点リーダーは三つの点からなる一つの独立した符号ですので、それを印刷屋の勝手な都合で意味もなく二つ連ねるのは、カギ括弧を二度重ねる 」」のと同じ蛮行だと感じるからです。他の方がそうしたいというのであれば敢えて異議を挟みたいとまでは思いませんが …… ← 笑。三点リーダー表記の歴史的背景などはウィキペディアにも紹介されていました。
もう一つの「感嘆符や疑問符のあとは全角で一マス空ける」については、確信犯ということではなく、視覚上不自然に思える場合は空けていないため守れていません。ただ、いつどんな時に不自然に見えるかは自分でもよくわかりませんので、同じ一つの作品のなかでも空けたり空けなかったりするおそれがあり、さすがにそれでは見苦しいので、最近は自分なりのルールを決めるように心掛けています。個人的には表記ルールは作家の数だけあって良いと思ってきました。
最後に誤植のご報告、助かりました。さっそく訂正させて頂きます。
本当に、謳われていた通りの具体的かつ率直な、また、驚くほどていねいで分かりやすいご批評を頂き感謝の気持ちで一杯です。有難うございました。
第二部 エピローグ ― めでたし、めでたしへの応援コメント
懐かしさ山盛り、ワンダー満載、な冒険活劇でした。
ドタバタ調の隙間から時折チラチラ垣間見えるシリアスさにハッとさせられたり、奇想天外な展開に「なんでやねーん!」とツッコミを入れたり、読んでいてとても楽しかったです。個人的に、論理を使って窮地を切り抜けるくだりがすごく好きです。いよっ、名探偵!
アリス3号、いいキャラですよね。作品紹介文にあった「こういうので良いんだよ!」に心から頷いております。
締めが嘘つき村の年代記というのが、最高だと思いました。
楽しい作品をありがとうございました!
作者からの返信
GBさま、今回は思いがけないご完読、有難うございました!愛着のある作品とはいえ、実力者にお読み頂いていることがわかると、これは馬鹿にされるかもしれないゾ、きっとどこかで見切りをつけられてしまうだろう、と、いつも冷や冷やドキドキしております(笑)。同じSFでも、那識さまはシリアスな本格派ですので、完読して頂ける自信はゼロでしただけに、暖かいコメントや☆まで頂いてしまって嬉しさと感謝の念で一杯です。特に友未自身も気に入っているエンディングや、論理遊び、アリス3号のキャラやちょっぴりシリアスな瞬間などをお褒め頂けたのが何よりの喜びでした。お気づきの通り懐かしさ全開のお話で、意図的に真似たり似せたりした訳ではありませんが、大昔のテレビドラマ「宇宙家族ロビンソン」や迷作シネマ「バーバレラ」、「ドクタースランプ・アラレちゃん」や手塚アニメ的な雰囲気のおもちゃ箱をキッチュにひっくり返させて頂いたような気がします。
ところで、「九十九の黎明」、実はまだ一文字も拝読できていません。那識さまにご参加頂けたことを知った瞬間、「ヤッタ\(^_^)/」と小躍りしましたものの、文字数を見て血の気がひきました。533,833字!!今回は他にも幾つか長篇がございましたし、一番後回しにさせて頂いて、じっくり拝読させて頂くことに致しました。申し訳ございません。
編集済
第二部 エピローグ ― めでたし、めでたしへの応援コメント
星新一を思い起こさせるようなお話でした。
優しい読後感のある物語ですね。
正直に申し上げますと、こちらの御作品は企画にも表記致しました『ガンダムやエヴァ、ファフナーのようなロボットが出て来る』、『←のようなロボット達の戦闘描写がある』という条件からは少々外れているのかなという印象でした。
私の表記方法が解りづらく、大変申し訳ありません。
しかし御作品の世界観、設定はとても美しかったです。
ジュヴナイル小説は余り馴染みのないジャンルでしたので、終始新鮮でした。
胸が温かくなるような、そんな素敵な物語を拝読させて頂きまして、ありがとうございます。
作者からの返信
月白さま、驚きの一気読みに、お☆さままで頂き、びっくり仰天です!本当に有難うございました。
『ガンダムやエヴァ、ファフナーのようなロボットが出て来る』、『←のようなロボット達の戦闘描写がある』という条件からは少々外れている、とのご指摘は全くその通りで、全て友未側の責任です。それでもお読み通し頂けましたこと、深くお礼申し上げます。ヒューマンな笑いを受け入れて頂けた嬉しさで一杯です。
第一部 Ⅰ:遭難への応援コメント
初めまして、月白輪廻と申します。
『ロボットが出て来る自信作、ぜひ読ませて下さい』企画へご参加下さり、ありがとうございます。
『銀河鉄道の夜』や『星の王子さま』を彷彿とさせるような、優しい語り口が特徴の物語ですね。
アリス3号ちゃんの造形が人間寄りではないというのが、とても新鮮です。彼女が『十回に八回は口答えする』のには、「殆んどじゃん!」と思わず笑ってしまいました。
ゆっくりと続きを読ませて頂きますので、どうぞよろしくお願い致します。
作者からの返信
月白輪廻さま、早速のお便り、有難うございました。
どちらかと言えば「文学脳」の方にお読み頂きたかったお話でしたので、嬉しくなりました。
編集済
第二部 エピローグ ― めでたし、めでたしへの応援コメント
とうとう最終話。「ジュヴナイル」と銘打たれている通り、おもしろく、どこかなつかしいような気持ちで読みました。今時の小説の設定であれば、アリス3号は美少女型のロボットであることがパターンだと思うのですが、そうではないところ(笑)。前半はまさに冒険活劇のおもしろさ。後半は、和平派と世直し派の対立の解決に奔走する二人の活躍。正直村と嘘つき村の対立から、論理学を引っぱりだして、その発達が詭弁を生むようになったというくだり、個人的にとても風刺が効いているように思いました。そしてやっぱり最後は大団円。楽しく読ませていただきました。おつかれさまでした。
作者からの返信
@sakamonoさま、長期にわたりコツコツと完読して頂き、本当に、本当に有難うございました!お疲れさまでした(笑)。ドタバタコメディーですが、個人的には思い切りヒューマンな思いを込めた生涯作品になりました。ジュブナイルとしての可笑しさや懐かしさをお分り頂けた嬉しさいっぱいです。詩情豊かなシリアス・ファンタジーの「冬ごもり」とは作風が違うので、途中でお読み頂けなくなってしまうのではないかとハラハラし通しでした!@sakamonoさまの他の作品も自主企画とは関係なく拝読させていただきたいので、お気が向かれましたら、思い入れの深いご自作など、友未の近況ノートの「連絡帳」のページにこっそり教えて頂ければ幸いです。
第一部 Ⅰ:遭難への応援コメント
コメント失礼いたします!面白いですね!
掛け合いが可愛くて。キャラたちが生きてますよね✨
ボチボチになりますが、読ませてください☺️☺️☺️
作者からの返信
和響さま、まさかこのお話にコメント頂けるとは!
一、二を争う友未の愛作なのに、思うように読んで頂けなくてずっと寂しい思いをしていました。本当にありがとうございます。
お暇なとき、一度ぜひ近況ノートを覗きにお越し下さい。子猫たちの写真が幾つかお待ちしています。また「キンタとわたし」も和響さまに読まれたがっています。→https://kakuyomu.jp/works/16816452219091995918/episodes/16816452219092030690
第二部 エピローグ ― めでたし、めでたしへの応援コメント
〜breeze〜へのご参加ありがとうございます!
今回、癒しというテーマでこの企画をさせていただきましたが、本当に癒しはいいものかという細かい部分まで考えさせていただきました。個人的には、星新一氏の「ようこそ地球さん」という作品に通ずるところがあると感じました。
まだまだ、広い宇宙で銀河くんは旅をするのでしょう。また彼らに逢えることを楽しみにしています。
もし、機会があれば、また別の企画でお会いしましょう!ありがとうございました!
作者からの返信
御香スイさま、こんなにたくさんの応援と★まで、ありがとうございました。
自作の中でも特に愛着の深い作品なのですが、長さのせいもあってかなかなか読んで頂けず、今回も多分読んで頂けないだろうと予想していただけに大喜びです!
部分、部分ではバトルや諍いもありますが、このお話も癒しではないのかなという気がして参加させて頂きました。根底にヒューマンな思いがあれば、楽しいお話だけでなく、寂しい話や悲しい話にも癒しはあるような気がしております。
暖かい応援、本当にありがとうございました💛
第一部 Ⅰ:遭難への応援コメント
友未さん、お疲れ様です。
笑いのヒトキワ荘にまたまた作品を投じてくださりありがとうございます!
こちらは、かなりしっかり作られた物語で、とてもほのぼのできますね。世界がかわいいです。ちょっと笑うことを目的に気軽に読んじゃ悪い気がします(笑)。時間があるときにじっくり読ませていただきたいですねぇ。
作者からの返信
崇期さま。
ご迷惑かと知りつつ、なが~いお話で参加させていただいてしまいました!
栄冠目的ではなく、賑やかしと自己宣伝での参加ですので、企画後、またお気の向かれた時にでも、のんびりつまみ喰いして頂ければ幸いです。ぼくも、キッパータックまだ完読できていないないままで申し訳ありません。長篇は、一気読みで攻略しないとぼくのような怠け者にはやはりなかなか完読できないようです。
第二部 エピローグ ― めでたし、めでたしへの応援コメント
ジュブナイルという本は読んだ事が無かったので、とても新鮮でした。
途中まではアラレちゃんのノリで読んでましたが、最後の方は感動しました。星の成り立ちというか、文化の違いなんてものも考えさせて頂き、楽しく読ませて貰いました。
作者からの返信
50%くらいか様!
完読して頂き、本当にありがとうございます!!
何週間もの長きにわたり、山ほどの応援と、レヴューまで頂けて何とお礼を申し上げて良いかわかりません。
ただでさえ完読されることの少ない、まして読み捨てられがちなコメディー系の長編小説を、これほどていねいに読んで頂けるのは作者冥利に尽きる感激です。
おバカ作品とは言え、友未にとっては抱きしめながら書いて行ったような所のある思い入れの深い一生もののお話でしたので、嬉しさもひとしおでした。
「途中まではアラレちゃんのノリで読んでましたが、最後の方は感動しました」とのお言葉が何よりも嬉しく、50%くらいか様にしっかりと読んで頂けた喜びでいっぱいになりました。はい、後半、思わず本気になって、アラレちゃんというより、ヒューマンドラマか手塚治虫みたいになってしまった部分もありました。いえ、最初から本気は本気なのですが、そういう要素も添えておきたかったのです。
こんなにていねいに、暖かくお読み頂き、本当にありがとうございました!
第一部 Ⅰ:遭難への応援コメント
この度は自主企画に参加有難うございます!
銀河とアリス三号との掛け合いがおかしくて、ちょっと拝見しよう……とつもりが1話分あっという間に読んでしまいました(笑)
少年少女にふさわしいワクワクするようなお話ですね!
子ども達のお手本となるような作品の参加、本当に有難うございます。
作者からの返信
東雲 晴加さま、はじめまして。応援コメント有難うございました。銀河とアリス三号との掛け合いを可笑しがって頂けて、嬉しさいっぱいです。青少年文学もジュブナイルも大好きなのですが、友未の場合、子供のためというより、自分自身が子供になって読み書きを愉しんでいる感じです。プロフィールを拝見させていただいたところ、東雲SANA嬢とのカクヨム親子タッグ、ただただ夢のようですね!羨ましい!SANAさまのページも是非覗かせて頂きましょう。