ごめんなさいなんて信じない

何もない僕が繰り返す言葉

「ごめんなさい」

それは謝罪と自省の言葉だが

もうそんな言葉なんて信じない


同じ失敗を繰り返し

方々に頭を垂れて謝罪したって

そしていくら自省したって直んねえ

もうそんな言葉なんて信じない


時間をかけて積み木のように積み上げた、

親しい人からの信頼なんて一瞬で崩れ去る

そしてそんな言葉で回復できる訳はない

もうそんな言葉なんて信じない


その場凌ぎにも使えるもんな

心無い人間だって言える

だから嘘っぱちに聞こえるもんだ

もうそんな言葉なんて信じない


そんなことを書き連ねる僕の

謝罪だって怒りの前では無力だ

じゃあどうして僕は謝っているんだ

もうそんな言葉なんて信じない

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