幼馴染の特権

私は私がずるいということを知っている。


君が落ち込む時は励ましの言葉を送るし、君が喜んだ時は全力で共感を届ける。

君があの子のことで悩む時さえ、真面目に相談に乗るわ。


なんでか分かる?


君にとってこのポジションは誰にも取られない私だけの特権だから。


これからも変わらない君のままでいてね、大好きよ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る