気づかれない対抗心

彼氏とデートで着て行く服を買いたいという幼馴染。


「ねえこれとこれとこれ!どれが良いと思う?」


そんなの彼氏に聞けよなんて思っても口に出しては言えないので、

「俺から見て左から2番目」と答える。


そっかーなんて言いながら服を片手に会計へと持っていく君。俺からみて左から2番目はお前だバカ。


そんでもって顔もしらねえ彼氏くん、あいつは俺の選んだ服でお前とのデートに行くんだ。俺の好みだこのやろう。


彼氏よりも近しい幼馴染ポジションからいつでも狙ってやっから覚悟しとけ。

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