第13話 ピンク・フロイドさん

 彼らのコンサートは、確か1988年に一人で行きました。大阪城ホールです。鬱というアルバムを出したワールド・ツアーでした。ちなみに鬱は、A Momentary Lapse of Reasonともいいます。新しくそのアルバムを公開した 彼らは、その前にファイナル・カットというアルバムを出しているのですが、メンバーのベースのロジャーとギターのデイブが仲間割れをして、ピンクフロイドの名前をデイブが使えるか、国際司法裁判所の闘争にまで発展しましたが、結局デイブが使えるようになりました。


 で、このファイナル・カットは、私の中ではかなり上位のアルバムなのですが、デイブには、不満がありました。しかし、彼のギターソロは最高です。ただ、西海岸のスタジオ・ミュージシャン達をロジャーが起用していたので、私がいいなと思っているギターソロは、彼らのソロかもしれません。鬱には、On The Turning Away(背を向けて)という曲が入っているのですが、これはギターで何度コピーしたか分からない。私は、今ドラムを弾いていますが、その頃はギタリストを目指していたので。それから、ビートルズのポールの曲no more lonely nighitにデイブが参加していて、これがまた秀逸なんですよね。ちなみに、pink froydは、ジョージア州出身の2人のブルース・シンガー、ピンク・アンダーソンとフロイド・カウンシルの名前からとられています。

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