まさかそんなことはしないだろう
自分の狭い見識で語るのも烏滸がましいが、まさか、そんなことはしないだろう、という勝手な思い込みで動いている人が多い気がしている。個人間から、外交のことまで、問題が起きるところには必ずと言っていいほど、この思考が存在している。性善説というのか、それとも単純に、他人の理解を諦めているだけなのか、分からないが、あまりにも危険と言うものだ。
私は電車を利用するとき、かなり警戒している。
駅のホームから叩き落とされはしないか、階段を駆け下りる人にぶつかって頭から落ちはしないか、痴漢に間違われるのではないか、そういう可能性を常に考慮している。病的だと思うだろうか。しかし、例え宝くじ一等のような確率だとしても、それを引いてしまえば、終わりなのだ。駅に限らずとも、酔っ払い運転や通り魔にやられることもあるだろう。ひったくりに、変質者と、考えればきりがない。そういうどこにでもある危険を顧みず、盲目的に他人を信用することは私にはできそうにない。
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