感情には実体がない
友人に悪口を言われる。途端に頭に血が上る。
「よくも言ったな」
怒りの感情が体を飛び出し実体化、友人を張り倒していた。
そんな馬鹿な話があるか。実は、あらゆる感情には実体がない。自分の脳内の空想の産物なのだ。
とも言い切れない。何故ならば環境や外部要因にも影響を受けるからだ。だから、仮に嫌な感情を抱いたとしてもそれは自分が嫌な奴だからではない。あまり気にするな。
そして、その感情には実体がない。君がその感情に体を貸さなければ、相手を傷つける事はできない。だがそこで感情に身を任せ相手を傷付ければ君には社会的ダメージがふりかかる。感情に振り回されて責任を取らせられるのだ。そんなおかしい話があってたまるか。
厄介な感情はたちの悪い悪友のようなもので無視が一番である。
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