寂しさを燃やして

寂しさを燃やして

灰になりながら眠る


世界の冷たさに腕をひらけないまま

かなしみに凍え沈む


優しさの雨をください

焼け落ちていく心を包んで


あたたかな光をください

蕾のままの両手を綻ばせて


幸せに咲くことができたなら

あなたに刈りとられてもかまわない

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