第91話- ブラックライトの下

長めの君の指先が

ブラックライトの下で光る

フワッとした肩迄届く髪の毛も

不思議な色に浮かびあがる

君が居るのはこの地下室だけ

昼の太陽は強すぎて

真っ白な君の肌はその光を受け付けない

ずっとそばに居たいから僕の方からここに来た

多分その内僕の目も見えなくなってしまうだろう

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