千重さぶろーたの成分表。つまりは99.6％の妄想。

女主人公のラブコメは書けない事に気づいた！

　私、女主人公のラブコメって書けない！！って気づきました。

　っていうか、多分、女子目線でコメディーが書けない。

　自分でびっくりした事実です。

　けど、女子目線のラブコメってどんなだろう？

　ぱっと思い浮かばないんですよね。

　あ、ヲタ恋？

　葉月クロル様とか？

　はめふらとかセシリアシルビィとか勿論慰謝料請求いたしますとかリーゼロってとか？

　だんだんウェブ小説発ばっかになってきましたよ。全部悪役令嬢。

　あ、森永あい様はラブコメかな。でも山田太郎とかめっちゃ男やん。

　私、むかーしから使ってる電子書籍サイトがありまして。

　ざっと持っている本を見てみると、ほとんどないですね。女主人公のラブコメ。

　ガラケー時代の引継ぎができなくて一度電子書籍サイトを解約したので、昔購入したものが残ってないんですけど。それでも本棚はタイトル341件(シリーズものは1件表示)多分500冊は越えてる…。

　その他にも月額登録している電子書籍のサイトが３つあって(トータル４つ！)、その中の一つは昔メインで使っていた事があるやつなので、本の数はものすごいと思うんですけど。あ、タイトル108件でした。

　ちなみに月額がないピッコマさんやグーグルプレイも利用しています。グーグルはプレイポイントのランクで500円オフチケットくれるから、それ+αくらいしか買ってないですけどね。ピッコマさんは最近ちょっと浪費気味…（－－；）

　そんな結構な量の本があるのにラブコメは青年漫画かBLしかない！なんと……。

　うちにある紙の書籍になると、ほとんどがシリーズもので、電子書籍よりも古本まとめ買いした方が安かったやつなんですよね。妖アパ、天は赤い河のほとり、とりかえばや、封神演義、絶チル、エンジェルハート、百鬼夜行抄、天使禁猟区、魔法使いの娘、などなど。

　もしくはえげつないBLや、作者様まとめてオクに出てたようなやつ。二十歳くらいの時に読んでた少女マンガも多少持ってますが。あ、長編小説ははたらく魔王様とデスマしかないな！電子書籍ばっか。

　最近ついついシティーハンター全巻買っちゃいましたが。あれ、昔のヤフーブックスでほぼ新品の値段で全巻読んだけど、あの頃は購入後3か月くらいしか読めなかったんですよ。本当、勿体なかったな…。今や全巻で三千円ちょっと！二号が知らないと言い、一号が知らないと言いながらGET WILD適当に歌ってたのでつい買っちゃった。

　ま、さておき。電子書籍が圧倒的に多いです。そして、気になるとめっちゃ買います、カモネギです(笑)

　でも女主人公のラブコメがほとんどないんですよ！

　そりゃー私の書くコメディがほとんど男主人公になるはず…。

(なんで「ほとんど」になったかというと、飯屋を思い出したからなんてことは…）

　なんでそんな事を考えたのかと言いますとね。

　何処かでみた公募が女主人公のラブコメが強そうな印象だったんですよね。

　書籍化じゃなくてコミカライズの公募だったんですけど。テーマもいけそうなやつで、文字数制限なしで、ちょっと面白そうだなーと。

　ま、興味程度でやる気があった訳でもないんですけど。あ、これは少しコメディ色も出しつつのライトな、かつ溺愛物語がいいんだろうなぁと感じて。そういうの割と得意かなーと思ったところ、「はっ！！そういえば書けねぇや」とびっくりした事態です(笑)

　自分の書くものの傾向って絞れないんですよねぇ。

　これもう、自分の名前が知られれば知られるほど、なんかすみません案件です。

　ほぼコメディを書く癖にサイコな純文学よりのものを書いたりする。

「思ってたのと違う」の塊なんじゃないかとね。そこが申し訳なくありますが。まぁ、趣味創作ですからしゃーないです。絞れないんですよ。

　愛と呼べない～、晴れと常世、ピンクとブルー、ロックシリーズなんかは少女マンガ的。

　モブ男や薔薇は、ザ・ラノベ。

　嫁、完璧彼女、終着点、AI辺りは青年漫画。

　間ちょこちょこ書いてるのはだいたいヤングレディースかな。

　あ、BLはBLです！知ってるって？(/∀＼*)えへへ。

　でもね、どれも好きなんですよ。

　ただ読まれたいだけなら、この辺りが売れる！っていうのは有るんですけどね。需要にお応えできない残念仕様です。

　できるだけ「これじゃない」がわかるように表記したいとは思っていますので、何か違ったらほんとすみません。それが私です(笑)

　まーでも、共通している所もあるかなぁ。

　って今思ったよ！

　ひとつ。「耽美」

　これはもう、癖ですよ。耽美な文章を書くのが好き。コメディーで下ネタぶっこんでても、基本的な文章は耽美。生々しいエロや下品な事を書いてても文章は耽美。

　もひとつ。「人間性」

　人間が好きなので、人間離れしているキャラは書かない。人間のダメな所が好きなので、完璧なキャラは書かない。悪役にも考えや気持ちがある。真実はキャラの数だけある。

　なんらかの成長をしていく、もしくは歪んでいく、変化がある。都合よくない。都合悪い失敗もたくさんする。失敗から学んだり得たりもする。ザ・人間。

　さらに。「整合性」

　絶対に起こるはずがない奇跡、よりも、起こるべくして起こった。

　因果関係。つじつまが合う。こうだから、ああなる。

　夢みたいな話が書けたら、もっとエンタメ性が上がるんでしょうけどね（＾＾；）

　私は自分の書くものの中に、理屈をつけてつじつまが合っていないとダメなんです。

　理屈が合わないと世界が保てません。

　自室のつくりはいつも同じじゃないとダメだし、荷物があればどこにどう持っているのかとかね。手が3本は頭が処理できない。

　そういう小さなつじつまから、今このキャラはこういう心境だから、それが行動にはどう表れる、ってとこも、相手の台詞をどう受け止めるということも。言った事が100％伝わる訳はありません。

　もし「えーそれはない」と思ったら、そこに理由がないとダメなんです。

　鈍感系チーレム主人公がなぜ鈍感なのかも、なぜ好かれるのかも理由がないとダメなんですよ(笑)そして、「何故そこだけ気づいたし？」もダメです。

　あ、面倒くせぇな私(*ﾉﾉ)

　そういう意味で、何を書いても多少ヒューマンドラマっぽくなってるのかも？ってちょっと思いました。

　キャラが先かストーリーが先かっていう、お話の構成がありますけれど。

　私は自分でどっちが先かわかんないんですよね。

　キャラを見てるとお話が出来るんですが、最初はキャラが何かをしている所や、何かを言っているシーンがまず生まれるんですよ。俯瞰視点です。

　なぜそのシーンに至ったか。キャラを見てたらお話が出来上がるので。

　他のキャラの名前や固有名詞もキャラが勝手に口に出したりするし。世界観も説明してくれるし。ダメな時は私が肉付けしますけれど。割合は少ないです。

　これはどっちが先なんだ？

　でも、取りあえずキャラありきなのは確かですよね。常にストーリー＜キャラです。

　んんん？これはつまり、もしかして、私には女性向けのラブコメの主人公がわからないのか？

　女性主人公のラブコメってなんだろう。やっぱりさっぱりとわからないちえこでした(笑)