第17話 修理ですかいえリブートです

 皆の視線を独り占めするジョー・・・・・・


 その隣にガザシュナがすわり・・・・・

領主が喋る・・・・・


 「何を成されたのです?」


 ジョーはガザシュナから・・・・・

領主を見つめ・・・・・・


 笑みのまま・・・・・


 「俺に聞くとは流石」


 「ただの念術さ」

「変哲もないね」


 領主は激高し・・・・・


 「念具なしでつまり」

「リソース無しで此処まで高度な念術を」


 「行使できるわけがない」


  領主の耳には輝くデバイスが・・・・

耳飾り型の念具が・・・・・・


 言うならば全身が其れのガザシュナ・・・・・

ジョーは違う・・・・・


 「私は貴方に聞いたのではない」

「シュナ殿に尋ねたのだ!」


 「此の飾りのマガイモノが」

「隠者ジョーが何のデバイスをつけていないことなど!」


  「ありえない!」


  ジョーの笑みが消え・・・・・

領主ははっと黙り・・・・


 ジョーは笑い・・・・・

ガザシュナに伝える・・・・・・


 「あーそうだった」

「俺しかみれないんだった」


 「なるほどだからガザシュナがおこなったと」

「思っても俺にいうしかなかった」


 ガザシュナがにこやかに・・・・

「もうジョー様ったら」


 領主はどうすればいいと・・・・・


 「もうどうでもいいです」

「お助け下さい」


 ジョーはにこやかに伝える・・・・

「どう?」


 領主はもうまともではない・・・・・

当初は正規な猟兵を使わず・・・・


 盗賊を使っていた・・・・

それは悪としっていたから・・・・


 とはいえ其れは皆同じ・・・・・

言い逃れ可能と・・・・・


 もしダメなら其の時は力づくで・・・・・

告知で頭が緩く成り・・・・・


 かなりゆるーい悪に・・・・

配下もそう・・・・・・


 其処に無敵の理解不能ジョーの登場・・・・・

おかしくもなる・・・・・


 「ドウ・・・・・」

「どう・・・」


 ジョーは素早く動きパンと頭を叩き・・・・・

領主ははっと・・・・・・


 「降伏します」

「是非幸福にしてください」


  ジョーに叩かれたまま・・・・・

キリッと伝える領主・・・・・


 ジョーは叩いたまま・・・・・

満足と頷き・・・・・・


 「良いだろう」

「苦しいだろうから」


 「先ずは農作業の刑に」

「いいな」


 領主はキリッなまま・・・・

ナイスミドルな領主は・・・・・・


 きりっと・・・・・

「イエスマイロード!」


  ジョーは深く頷き・・・・・

目を閉じ・・・・・


 「一件落着」







  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る