バドルロワイヤル③

忍者を倒したところで、疲れてきた。


「流石に、疲れた…」


魔力がなくなると何もできないので、

回復するのを待つしかない。

戦闘は避けたいところだな…

幸い、森の中は範囲内なので良かった。


「とりあえず隠れるか…」


隠れて、少しでも魔力を回復させなきゃ…


〜〜〜〜〜〜〜〜5分後〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


かなり回復できた。それでも少しだけど…


《残り10分で、範囲が無くなります。

残り7人です》


もう少し回復したほうが良いな…

まだ、森の中は範囲内だし。


〜〜〜〜〜〜〜〜5分後〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


よし、これでなんとか戦えるかな…


《残り3人です、そして残り5分で範囲が

無くなります》


あと3人かぁ〜

範囲が森の中に絞られた。

ん?ちょっと待てよ…

この範囲なら行けるのでは?

物は試しだ。やってみよう。


「スキル、巨大化そして裁きの鉄槌」


ゴゴゴゴゴゴ…


上から落ちてくるやつだな。多分。

予想通り上から落ちてきた。

そして…


ドスン


ハンマーが落ちた。

これで全員倒したでしょ(確信)


《1人倒しました。残り1人です》


よし、全員倒し…え?

まだ1人いるの?

さっきのハンマーで森はなくなった。

というか、破壊された。

なので、今見通しのいい場所になった。

しかし…


「嘘でしょ…」


まったく見当たらないのである。

どこにいるんだよ…

上でもなく地上でもない…となると下か?


《あの20秒で飲み込まれます》


やばい、やばい!

こうなったら…


「光魔法、ビーム」


魔力を全て込めて、地面に目標を合わせた。


《残り10、9、8、7、6、5…》


「これで決まれば良いな…」


《4、3、2…》


「発射!」


ドゴォォォン


《0》

《プレイヤーを倒しました》

《イベントを優勝しました》

《ギルドハウスが与えられます》

《運営からのメールがあります》

《あと20秒で戻ります》


疲れたぁ〜

なんとか倒したらしい。

でも、多分修正入るんだろうな。

裁きの鉄槌とかに…

とりあえず勝てたからいいか…


《10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0》

《これでバドルロワイヤルを終わります》


ブゥン


広場に戻ってきた。


_________________________________________

読んでくれてありがとうございます。

あと、数話で一章が終わります。








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