1章
バグ
いざVRMMOをやろうと思い、起動した。
そしたら白い空間にいた。
「ここ、どこ?」
『こんにちは』
「びっくりした…あなたは?」
『私はサポートAIです。あなたのキャラや
スキルなどの手助けをします』
「分かった、じゃあこれから何するの?」
『それでは、まずあなたの名前を
教えてください』
「名前…かっこいいのがいいな、
ルシファーでいいか、良さそうだし」
『分かりました。次にあなたの
キャラを作りますもし現実のままで
いいのなら言ってください』
「いや、変えたい」
『それでは、こちらで作ってください』
「わかった」
そしたら、自分の姿が出てきた。
「種族は…ランダムにした方がいいよね
おもしろそうだし」
「とりあえず、これをこうして…」
20分後
「やっと出来た…」
『出来ましたか?』
「出来たよ」
『ちなみに、ランダムにすると
男性の設定が女性になる可能性もあります。
それでもいいですか?』
「いいよー」
『分かりました。
ではあなたの種族は…』
何がくるんだ?
シーン…
「あれ?止まった?」
サポートAIが止まっている。
いやでも、周りの風景は動いてるから
問題は無いのか…
よし、待つか。
〜〜〜〜〜〜〜〜30分後〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『すいません』
「お?やっと動いた」
『バグでユニーク種族になりました…』
「というと?」
『最初あなたの種族は魔族でした、
しかし、なんらかの不具合で
私が止まりました。普通止まっても
決まったものは変わりません』
「つまり、魔族と決まってたけど別の種族になったということか?」
『その通りです。それであなたの種族は…
天使です。それによってあなたは女性の設定となります』
うそやん…
『それと、最初もらえるスキルも
固定されました』
えっ…
『では、頑張ってください…』
ちょっと待ってぇぇぇぇ…
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ユニーク種族
このゲームの世界でたった1人の種族
よって、2度と出てこない。
最初の職業、スキルが固定される。
(職業は2つ選べるので、
一つだけ決めることができる)
読んでくれてありがとうございます。
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